2006年08月31日
トリーター:唐亀

始まりの終わり


「オセロ」にマグロ、やろうとしたら行方不明。唐亀です。

さて、本日 8月31日は、多くのお子さまの夏休みが終了した日でありますが、“えのすい”でも終了したプログラムがありました。
それは、開館当初から、イルカプールで上演されてきた「ドルフェリア」です。
現在は、魚類担当の私ですが、半年前まではイルカ担当でしたから、二年と半年前、ドルフェリアの立ち上げの際には現場に立ち合わさせていただいている訳なのですよ。
「新しいショーには演出家がつく」、「ダンサーのダンスに合わせてイルカがジャンプする」「我々、飼育係は姿を見せず、イルカに餌を与えているところも、お客さまから見せない」・・・。
今までの考え方では、とても考え付かなかったことだらけ。ほんとにできるんだろうか?と、当時は思っていました。
いえ、ホントに。

バルーンのボートにも乗りました。
ヒラヒラの飾りのついたチュチュはいて、水中でイルカがイタズラしないか検証したり、アクアンのスカートもはきましたよ。
あ、もちろんトレーニングのために。
離れたところと連絡取るのに携帯使ったり。
書き割りの裏(つまり舞台裏ですね)では、怒号とびまくりでしたねぇ(遠い目・・)。

でも、できちゃうものですね。
演出家の先生の理想とは違うかもしれないんですが、私的には「できるんだ」ということに。
その後も、進化し続けたドルフェリアを、きょうという日まで支え続けたのは、なんといっても「アクアン」たちなのです。ダンス、歌、イルカとの絡みなど、精力的にこなし、また、「ハッピー」、「マリン」、「シャドウ(参加していたことがある:トリビア?)」に噛まれても、笑っていられる(ホントは痛かったでしょうが)。
目からウロコでした。

そんな「ドルフェリア」もきょうの 18時で終了でした。
特別ヴァージョンのドルフェリアに、アンコール場面で、花束もってアクアン以外のトリーターが登場。私もちゃっかり混じっていました。


君は 大切な人
どんな時も そばにいるから
いつか 聞かせて欲しい
地球に生まれて良かったって 忘れないでね

私の一番好きな歌詞です。
ドルフェリアに関った全ての人々へ。
「本当にお疲れさまでした!!!」。

おまけ
最近のuogokoro:新たな敵出現です!
カバ面のヒガンフグが、トリーターの指をねらって噛んでくるので恐ろしい。

ありがとう。ありがとう。

イルカショースタジアム

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