2006年11月03日
トリーター:植田

11月1日から新たに展示されたクラゲ

みなさんはもうエチゼンクラゲをご覧になられましたか?
今展示されているエチゼンクラゲは 11日1日の朝、石川県能登島の定置網に入ったものから厳選して、江の島まで来てもらったクラゲです。今回は、やや大ぶりの個体ですので、ぜひ見てください。

さて、エチゼンクラゲとは別に新しくクラゲファンタジーホールの展示に加わったクラゲがいます。
それはアマクサクラゲです。
このクラゲは、傘の直径が現在 10cmをやや下回るぐらいの大きさで、白っぽい半透明の傘からひらひらのリボンのような口腕とタコ糸ぐらいの太さの触手を長く伸ばした、なかなかエレガントなクラゲです。実はこのクラゲの毒はとても強く、今クラゲファンタジーホールで展示しているクラゲの中でどれか 1種類だけ素手で触らなくていいクラゲを選びなさいといわれたら、私は迷うことなくこのクラゲを選びます。
このクラゲの触手に指先が触れた瞬間、先の尖った縫い針で刺されたような激痛が走ります。思い出してもぞくぞくします。しかしそんな強い毒は展示を見ることからは無縁です。みなさんにはぜひこのクラゲの優美な姿を楽しんでいただきたいと思います。

アマクサクラゲアマクサクラゲ

クラゲファンタジーホール

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