2007年12月29日
トリーター:崎山

アメリカの水族館

11月25日~ 12月5日までの間、アメリカに行ってきました。水族館の視察が目的でした。
訪問したのは、ジョージア水族館、パシフィック水族館、モントレー・ベイ水族館、シーワールド・サンディエゴの 4つの水族館です。

1. ジョージア水族館
かつてオリンピックがおこなわれたアトランタにあります。世界最大の 24,000tという大水槽があり、中には 4個体のジンベイザメなどたくさんの魚が泳いでいます。
単純計算しても“えのすい”の大水槽の 24倍の大きさです。

2. パシフィック水族館
ロスアンゼルスから 1時間くらいのロングビーチというところにあります。
他の水族館に比べると地味な存在ですが、非常に堅実な飼育展示をおこなっていて、当館にもいくつかある造波装置をあちこちの水槽で使い、水槽に躍動感を与えています。

3. モントレー・ベイ水族館
豊かな自然に囲まれています。水族館近くの堤防でカリフォルニアアシカ、ハーバー・シール(アザラシ)、ラッコ、パシフィック・シーネットル(クラゲ)、ジャイアント・ケルプ(海藻)といった日本の水族館でも主役級の生き物の「野生」の姿を見ることができます。
水族館も多彩な展示手法やホホジロザメの展示など見所がたくさんありました。

4. シーワールド・サンディエゴ
何といってもシャチやイルカの海獣類のショー、展示、保護活動が有名です。動きまわる大画面を使っての「ビリーブ」というシャチのショーは子どもに夢を与える内容でした。

一般のみなさんは海外旅行で水族館を見るなんてことはあまり考えないかもしれません(このホームページを見ているだけで一般の方ではないかもしれませんが・・・ )。
あなたの旅先で水族館をみつけたら、ぜひ足を運んでみてください。言葉の問題でショーはいまひとつ何をいっているのかわからないので、日頃まじめに見ない「展示」に目がいくはずです。そして知っている単語を見つけては、「この水族館は何をいわんとしているか」、「どんな生き物を展示しているのか」とか考えたりすると思います。見たことがあるけれど、どこかが違うというような魚たちに出会うはずです。
館内のショップでは街中のみやげ屋さんでは見られないちょっと変わった物を手に入れるはずです。
そんなことを何回か続けているうちに、あなたはいつのまにか「水族館マニア」になっていると思いますよ。

[関連日誌]
未知との遭遇

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