2009年02月16日
トリーター:山下

春一番!!


みなさん、こんにちは!
今年は 14日のバレンタインデーに「春一番」が観測されましたね。

春一番(はるいちばん)は・・

例年 2月から 3月の半ば、立春から春分の間に、その年に初めて吹く南寄り(東南東から西南西)の強い風で、主に太平洋側で観測されます。
春一番が吹いた日は気温が上昇し、翌日は西高東低の冬型の気圧配置となり、寒さが戻ることが多いそうです。
しかし、きのうもきょうもぽかぽか陽気が続き、もしかしてこのまま春になってしまうのではないか・・と期待しているこの私です。
春一番は 10分間平均で風速 8m/s以上の南風のことを指すそうです。

さて、相模湾大水槽にいる生物の中でそんな速いスピードで泳ぐ生物をご紹介しましょう。

まずは・・・

カンパチ!

スズキ目アジ科で成魚の全長は 1.5m、体重は 50kgになり、背骨に並行する形で黄色い線があるのが特徴です。

そして・・・

シイラ!

スズキ目シイラ科で成魚は最大で体長 2m、体重 40kg近くに達し、オスの額は成長に従って隆起します。
よくジャンプをすることから英名では「dolphinfish」と呼ばれているのですよ。
カンパチとシイラ、現在大水槽で飼育していますが、見つけやすいのは「シイラ」です。
水面付近を泳ぐ姿はキラキラときれいですよ。
搬入当時に比べて随分大きく成長しました。
みなさん、このスピーディーな仲間たちを相模湾大水槽でぜひ探してみてくださいね。

さて、きょうはもう一つみなさんにお知らせしたいことがあります!本日カマイルカの「クロス」が飼育 31年を迎えたのです!!!
これからもずっと元気で長生きして欲しいですね。

シイラシイラ

相模湾ゾーン

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