2009年12月23日
トリーター:神応

箱河豚


とても寒くなりましたね。
冬といいますと、鍋料理がどこの家庭でも食べられていると思います。
魚の中で、高級食材はトラフグが有名です。
相模湾大水槽には、いろんなフグの仲間がいます。
トラフグ、サザナミフグ、ショウサイフグ、ハリセンボン、モヨウフグ、ハコフグ、クサフグ、ヒガンフグ、シマフグ、アカメフグなどを飼育しています。
きょうは、フグの仲間のハコフグを紹介いたします。

ハコフグは全長 30cm位になります。
体の横断面が四角形をしており、体表は骨板が発達して非常に硬くなっています。
箱のような外見をしているため、ハコフグ(箱河豚)という名が付けられています。
ごく普通のフグ毒はテトロドトキシンといいますが、ハコフグの毒は、体表から出てくる皮膚毒(パフトキシン)といいます。小さい水槽にハコフグと他の魚と飼育すると、他の魚が皮膚毒にやられて死んでしまいます。人間には害がありません。

相模湾大水槽正面のアクリル面で、よく 2尾で泳いでます。とても愛嬌がありかわいいですので、ぜひ観察してください。

ハコフグハコフグ

相模湾ゾーン

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