先日、えのすいプラチナクラブの特別プログラム「クサフグの産卵観察会」に同行してきました。
毎年この梅雨の時期になると、江の島の南岸へクサフグが集団で産卵をしにやってきます。大潮の後の夕方、潮が満ち切る前までの数時間が産卵タイムです。
クサフグは浅瀬の砂地や河口付近によくいるので、わりと身近に見れる海水魚です。波打ち際で、陸に乗り上げながらも体を震わせ放卵放精するさまは神秘的です。
この産卵行動をライブでみると感動します。
わずか 1mmほどの無数の黄色い卵は、波にさらわれて、4、5日もすればふ化します。
今月中旬にも江の島で産卵シーンが見れるかもしれません。
興味のある方は、そっと岩陰から観察してみてください。

◎えのすいショートムービー「6月はクサフグ産卵の季節」