“えのすい”のイルカショーで活躍している「シェリル」。
「シェリル」はベテランともあってさまざまな種目をおこなうことができ、みなさまにも「器用です！」と紹介させていただいています。
というのも、プールに落ちているゴミを見つけると口先に咥えて持ってきてくれます。
何かを拾ってきている時は、何か得意げな顔つきをしており、傍から見て、何も持っていない様に見える時も口を開けさせるとそこには非常に小さい小石があったりします。
そんな姿をみなさまにも見ていただきたく考えてみました。
が、プールに浮いている枯葉などのゴミは誤飲してしまう可能性が有る為、こちらからわざわざ咥えさせるというのはよくはありません。

では、何なら・・・ 。

食べても平気となれば、やはり魚。
もしくは遊び道具にもなる氷。
この二つを使って練習して見ました。

難しいのは、いつも飲み込んでいる物を咥えさせ、そのままを維持させるということ。
やはり始めは、咥えても次の瞬間には喉の奥へと魚が吸い込まれていきました。
でも、さすがは器用な「シェリル」。咥える時間を徐々に長くしていくと、後はスムーズに理解してくれました。
最近は魚を咥えて他のトリーターの元まで運んで届けてもくれます。
食べ物で遊ぶのは決して行儀が良いとはいえませんが、咥えている「シェリル」も何だか楽しそうに見えるので、ご理解ください。
そして、そんな「シェリル」の姿をぜひ、見に来てください。