2012年09月22日
トリーター:足立

水の生きものとペットの慰霊祭


きょう 9月 22日は秋分の日です。
あれ?秋分の日は 9月 23日では?と思われた方もいらっしゃるかも知れませんが(私もそう思いました)、秋分の日と、もうひとつ春分の日は、太陽と地球の位置関係から、昼の時間と夜の時間が同じになる日(実際は昼の方が少しだけ長いそうです)ですから、多少ずれることがあって、大体このへんの日、としか決まっていないのだそうです。
つまり、計算して算出されている日なのですね。
天文学に基づいて年ごとに決定される国家の祝日は世界的にみても珍しいそうです。

そしてこの秋分の日は、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」ことを趣旨としています。(ちなみに春分の日は、「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことだそうです。)

そして、この秋分の日を中心とした 1週間が、「動物愛護週間」です。
「ひろく国民の間に命あるものである動物の愛護と適正な飼養についての関心と理解を深めるようにするため」に設けられたもので、「国及び地方公共団体は、その趣旨にふさわしい行事」を実施するように努めることになっているそうです。

新江ノ島水族館では、毎年この期間に「水の生きものとペットの慰霊祭」をおこなっており、水族館で死んでしまった動物たちの霊を慰めるための供養をおこなっています。
今年も 9月 20日に、地元の龍口寺のお坊さんたちをお迎えし、当館のスタッフも、鎌倉市の長谷幼稚園と比企谷幼稚園のみなさんや、駆けつけてくださった一般の方々と一緒に、ともに過ごした仲間たちのことを思い出しながら、焼香をおこないました。

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