2012年11月01日
トリーター:崎山

設備会議


日本の動物園水族館の設備担当者や業者さんが集まる「動物園水族館設備会議」。今年は広島で開催されました。
新しくオープンした園館で開催されることが多く、今回の宮島水族館も昨年 8月にリニューアルオープンしています。
スナメリが印象に残る水族館です。

会議ではいくつか発表があります。
内容は生き物のことではありません。
今回は新しい施設の紹介、施設の補修方法、飼育水の濾過方法、新しい機器の紹介や使い勝手、省エネなどがありました。
設備会議参加にあたっては、発表や施設見学、他館の方とお話する中で、さまざまな情報を入手するのが大切な仕事です。
今年も 12月 3日~ 12月 6日の休館日などで補修・改修がおこなわれます。そういった時に会議で得られた情報が役に立つ時があるのです。

話は変わりますが、広島に行ったついでで、呉にある博物館に寄ってきました。
そこの隣地には当館で 7月から展示を始めた潜水調査船「しんかい2000」の先代?にあたる「しんかい」が展示されています。
全長 16.52mで水深 600mまで潜水できた、とありました。
かなりずんぐりむっくりで外装の色は全然違いますが、共通するところも見つけることができて嬉しくなりました。
歴史とその重たさを感じる博物館でした。

「初代しんかい」と「しんかい2000」(模型)「初代しんかい」と「しんかい2000」(模型)

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