2012年11月09日
トリーター:笠川

初コラボ実現!!?


クラゲファンタジーホールで初コラボが実現しました!!
立方クラゲのコラボです。
相模湾をはじめ、日本各地で見られる立方クラゲ“アンドンクラゲ”と、西日本で秋~冬に見られる、世界最大級の立方クラゲ“ヒクラゲ”の初コラボ展示です。

アンドンクラゲはみなさんもよくご存知かと思います。さて、ヒクラゲはどうでしょうか? キクラゲではないですよ(笑)
文字で表してしまえば、間違えることはないですが、耳で聞くだけだと、“ヒ”と“キ”は聞き取り間違いやすいものです。
実は、展示飼育事務室でひと笑いありました。「きょうからキクラゲ展示ですよね?」「????ヒクラゲだよ!」「キャ~恥ずかしい!!」みんな大爆笑です。
皆さん、展示しているのは、キクラゲではなく、ヒクラゲです(笑)

このヒクラゲ、まさに今が時期です。クラゲチームの足立トリーターが寝る間も惜しんで、瀬戸内海で夜間、集魚灯を照らして採集してきたクラゲです。詳しくは 航海日誌 をご覧ください。
ヒクラゲは、あまり長くもちません。今までの最高展示飼育記録は 4日間です。
立方クラゲは長く飼育するのが難しい種です。
ですので、みなさん、早く見に来てください。いつ展示が終わってしまうかわかりません。

見たら、ビックリしますよ!? 大きな角張ったコップ型の傘は大変立派です。 擬縁膜(ぎふちまく)をパコパコ動かして泳ぐ姿 はキモかわいい感じです。
立方クラゲの仲間は、この擬縁膜をうまく使って、体の後方に強い水流を起こし、素早く泳ぐことができます。比較でアンドンクラゲも見てください。ヒクラゲと見比べると、とてもかわいらしく見えます。

併せて、もう一種、立方クラゲ。おそらく世界最小級の沖縄産の“ヒメアンドンクラゲ”。
世界最大級の“ヒクラゲ”と見比べると、ヒクラゲの大きさがさらに大きく感じますよ。

本当にいつまで展示できるかわからないので、ぜひ、今すぐ“ヒクラゲ”を見に、“えのすい”へ遊びに来てください。見る価値ありです!

《※》展示は 11月 14日で終了いたしました。

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クラゲファンタジーホール

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