2012年11月21日
トリーター:伊藤

近くの川でマングローブ気分


秋から初冬にかけては、海の水温がまだ温かく、磯ではフウライチョウチョウウオやトゲチョウチョウウオといった南国からの珍客がよく見られます。これは水族館職員や熱帯魚好きの間では結構有名なことで、この時期、採集に赴く方が多いようです。

それらに比べるとマニアックですが、河口域にも同様に珍客が現れるのを知っていますか?クロホシマンジュウダイ、テングヨウジ、タネハゼ、チチブモドキといった、沖縄のマングローブにいるような珍しい連中です。私はどちらかといえばこっち狙いで、この時期、近隣の川に出向き、網でがさがさやっています。もちろん、おなじみのマハゼやコトヒキ、クロダイやコショウダイなどにも出会えるので、大変楽しいひと時です。

採集した魚の一部は、キッズ水槽や暖かい海ゾーンに展示していますので、ぜひご覧ください。

クロホシマンジュウダイクロホシマンジュウダイテングヨウジテングヨウジ

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