2012年12月08日
トリーター:小谷野

“えのすい”の魚はおいしそう?


ウミガメが水温低下のため、バックヤードに引越し、今年もウミガメプールでは冬の期間限定展示が始まりました。

今年のテーマはずばり、「食育」。

実は私は、水族館に勤める前は、魚があまり好きではありませんでした。
家でも魚をあまり食べませんでしたし、生臭く感じたのです。
でも、毎日サバやアジ、イカなどを魚たちの餌として切っているうちに、だんだん慣れたのか、今では魚が大好きになりました。
相模湾産の魚を食べるようになり、近場で獲れる新鮮な魚は生臭くない、ということに気付いたのも、魚を好きになった要因だと思います。

私のおすすめは片瀬漁港直売所です。
江の島沖の定置網で獲れた旬の魚が売られています。
並んでいる魚を眺めていると、
「この魚、初めて!」
という驚きもあって楽しいです。

子どものころから魚に慣れ、新鮮なものを見分けて、おいしく食べられるようになれば、それはその子にとって一生ものの大きな財産になるのではないでしょうか。
「魚に慣れる」第一歩として、“えのすい”の展示をご覧いただけたらうれしいです。

マダイマダイ

ウミガメの浜辺

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