2013年03月22日
トリーター:伊藤

今週のおすすめ


すでにホームページの新着生物で紹介されている生物はもちろんおすすめです。
ここでは、クローズアップされにくいおすすめ生物を紹介します。

ヘコアユ
最近数を増やしました。
まだかわいらしい幼魚を中心に、暖かい海ゾーンのドロップオフ水槽に 30個体ほど群れています。
私お気に入りの魚種で、過去何度も日誌のネタにしてきたので、迂闊に書くと同じ内容を紹介してしまいそうです。
見どころは朝 9時 30分頃と、夕方 3時頃におこなわれる餌やりの後です。
細かいプランクトンを、ちょいちょい、ちまちま吸い込んで食べていますよ。

ゾウリエビ
発見の小窓、小さな地球に登場しました。
茶色い体色と、平べったい不思議な体型はまさに草履で、名付けた人のセンスを感じます。
脇役扱いされがちなエビカニ類の中にあって、堂々たる存在感です。
セミエビよりコンパクトな体、ウチワエビより格段に飼いやすい性質から、世話をする側としても重宝する存在です。

トラザメの卵
タッチプールにいるトラザメが産んでいます。
木の枝のようなサンゴの骨に、何個か絡みついている袋がそれです。
よく見ると中に「黄身」がすけて見えます。
触るときはくれぐれも優しく水中で。
大事に管理していれば、約 1年後に小さなサメが生まれてくることでしょう。
ところでトラザメのタッチは水温がもうちょっと上がったら次の冬までお休みになります。
まだの方はお早めにどうぞ。。

ヘコアユヘコアユゾウリエビゾウリエビトラザメの卵トラザメの卵

タッチプール

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