2013年04月05日
トリーター:佐野

コノシロ展示への道


本日釣り名人のIトリーターと釣り素人の私で釣り採集に行ってきました。
きょうの標的は沿岸魚の採集です。
さらに展示を検討中のコノシロの動向を見るため、某施設の排水が海に流れ込むポイントで糸を垂らしていました。

10時頃、まずはIトリーター第一号のヒイラギを釣り上げました。
釣りの世界では外道と呼ばれるようですが、水槽で見ると薄い体をひらひらさせて泳ぐ姿が健気でかわいらしいです。

13時頃、Iトリーターに大物の当たりが来ました。
しばし戦ったIトリーターでしたがその姿を見ることはできませんでした。
糸を引揚げてみるとステンレス製のアミカゴが潰されていました。ステンレスのアミカゴを噛み潰すほどの相手だったようです。
この辺りの主でしょうか?

15時頃、これまでテンポよく釣れていたのに、突然はたと当たりが来なくなってしまいました。
待てど暮らせど当たりは来ず、
餌をつける → 投げる → 待つ
を繰り返すロボットと化しておりました。
今日のところはコノシロを断念し、引き上げる頃に海が急に時化てきました。

釣りに限らず生物採集は天候にかなり左右されるので、きょうはぎりぎりセーフでした。
最終的な結果はヒイラギ、ネズミゴチ、クサフグ、シロギス、ウミタナゴでした。
このうちヒイラギ、ネズミゴチ、クサフグは旬の水槽の隣の水槽で見ることができます。

次こそはコノシロを!
と思いながら、帰りに漁港にたくさんいたアメフラシを2人で採集して帰りました。

ヒイラギヒイラギクサフグクサフグ

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