2014年03月28日
トリーター:北嶋

今週のおすすめ

カミクラゲカミクラゲ

その1. カミクラゲ

サクラも開花し始め、ようやく春めいてきましたね。春の訪れを感じさせるクラゲといえば、カミクラゲです。
先日、江の島漁港でちらりと見かけたものの、にごりが強い日であったため、そのあと見失ってしまいました。それから数日・・・、本日、クラゲマスターの足立さんが今年初カミクラゲをゲットしました! まだ傘径 3cmくらいのかわいいサイズです。
ガラス細工のような透明の傘と海中にたなびく髪の毛のような細い多数の触手がとてもきれいなクラゲです。
癒されます。

その2. アカウミガメ

ただいま、ペンギンプールのお隣が一時的にウミガメプールに変身しています。来月 16日には、いよいよ新施設「ウミガメの浜辺」がオープンします。その前にほんのちょこっとの期間だけ、こちらでウミガメを展示しました。
ウミガメの泳ぐ姿が観察しやすいプールですので、かわいいウミガメたちの写真を撮るのにも絶好のスポットです。

展示中のウミガメは、すべて“えのすい”で相模湾沿岸で保護された卵からふ化させたアカウミガメたちです。そのメンバーを紹介します。

「シャー」
2003年生まれの 10歳です。展示している 3個体のなかでは一番大きく、色が薄いので見分けがつきやすいと思います。甲らがごつごつして、とんがっているようすから名付けました。(なんだかシャープなイメージだったため)


アカウミガメ「シャー」

「ノア」
外のウミガメプールでも展示したことのある、2005年生まれの 8歳です。全体的に黒っぽい色をしているため、フランス語で「黒」を意味するノアールから名付けました。

アカウミガメ「ノア」

「スー」
2005年生まれの 8歳で、「ノア」と兄弟です。頭のウロコ(鱗板といいます)の数が多く、頭に白い傷があります。甲らの真ん中のウロコが四角いので、英語で四角を意味するスクエアから名付けました。

アカウミガメ「スー」

若くてフレッシュなカミクラゲとアカウミガメたちをぜひご覧ください。

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