2014年04月15日
トリーター:佐野

いよいよ

アカウミガメアカウミガメ

以前からトリーター日誌にもちょこちょこ話題に上っておりましたが、あすはいよいよ新江ノ島水族館は開館 10周年を迎えます。
10周年の大きな見どころは、世界初の「シラス展示」と「ウミガメの浜辺」のオープンです。
「シラス」のお話は、担当トリーターに委ねるとしまして、私からは「ウミガメの浜辺」のお話をさせてください。

ここ最近は、最後の追い込みといった感じで、次々と作業や確認に追われ、想定外の事態に直面したりと、実に目まぐるしい毎日です。
きょうも、オープン前日の最後の作業に追われています。
くたくたです。
カメたちはそんな私を尻目にのんびりゆったり泳いでいます。
いいなあ。
しかし、そんなことをいっている場合ではありません。
もうカウントダウンは始まっています。
良い展示にするため、あとひと踏ん張りです。

工事の人、デザイナーの人、カメたちが快適に暮らすための設備を作る人、解説作りのために情報をくださった人、これらをまとめあげる人・・・
数えきれない人たちがこのウミガメの浜辺の完成に向けご尽力いただき、あしたを迎えようとしています。
カメたちは快適に暮らしてくれるかな?
お客さまにはカメのことをうまく伝えられるかな?
今、不安とワクワクが入り混じっています。
「伝えたい想いは“ありがとう”」
みなさまと動物たちに感謝の気持ちを伝えられる 10周年になるよう頑張ります。
さあ、いよいよあしたからはじまります。

ウミガメの浜辺

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