2017年11月24日
トリーター:鈴木

今週のおすすめ

マツダイマツダイ

こんにちは、鈴木です。
今週は、相模湾ゾーンの沿岸水槽のおすすめ生物をピックアップしてみました。

マツダイ
調子を崩し一度バックヤードに下がりましたが、元気になって展示に戻ってきました。
この魚、寄生虫がつきやすく、病気にもかかりやすい魚としてこの業界では結構有名です・・。
古代魚のような風貌で私の中では唯一無二の存在です。
成長すると 1mくらいになるので、大きくなるのが楽しみです。
カッコいいですよ!
シラス水槽のお隣、マツカサウオの水槽に入っています。


サカタザメ


名前にサメとつきますがエイの仲間です。
本来は水底で砂に擬態するように生活しますが、この水槽では壁などにくっついていることが多いです。
目立たないと思ってしれっと展示したら、まあ目立つ目立つ・・。
普通にされたらほとんど見えないので、まあいいことなんですけどね。
環境が気に入らないのかな・・?と思ったりして、やや複雑です。
このなんともユニークな形は一見の価値ありです。
マツカサウオ水槽のお隣、横長の大きな水槽に入っております。
※サカタザメの展示は 11月 28日(火)より休止しています。


タカアシガニの子ども

2個体いるうちの大きい方が数日前に脱皮し、存在感がかなり増してきています。
正直、そろそろ窮屈なので大きなタカアシガニが入った水槽にデビューか・・ と思いつつ、もう少しここで成長を見守りたいと思うところもあり・・、迷っています。
今月で“えのすい”に来て 1年になりますが、来たばかりで今の半分もなかった当時のことを思い出すと、大きくなったなぁ・・としみじみと思ってしまいますね。
大きなタカアシガニと見比べるとすごくかわいく見えますよ。
サカタザメ水槽のお隣、石がごろごろと入った水槽に入っています。


サメハダテナガダコ

最近展示を始めました。江の島でも時々獲れる種類です。
体に青白い斑紋があり、とてもきれいなタコなのですが、現在、日中は大体タコツボの中に隠れてしまっています・・。
多くのタコは夜行性で夜活発に動くので、少しでも日中みなさんに動いている姿を見ていただけるように、昼夜逆転(夜にライトを明るくして、日中薄暗くする)を試みていますので、もう少しこの環境に馴れれば日中もよく見えるところに来るかも・・しれません。
もし見えない時はごめんなさい。
代わりによく見える同居のツノモチダコをご覧ください m(_ _)m。
タカアシガニの子ども水槽のお隣、薄暗い水槽です。

以上、今週のおすすめでした!

相模湾ゾーン

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