2018年05月16日
トリーター:倉形

「ミサキ・ヨモギ」「ミヤマ・ヤマト」のマイブーム

「ヨモギ」「ミサキ」「ヨモギ」「ミサキ」

このごろ、4頭のコツメカワウソたちがさまざまなようすを見せています。

最初は「ミサキ・ヨモギ」たちですが、以前にもお話ししましたが「ヨモギ」が「ミサキ」に対して猛烈にアプローチ(繁殖行動)を取り、プールの中では「ヨモギ」が「ミサキ」を追い掛け回したり、背後から覆い被さったりしているかと思えば、今度は「ミサキ」が遊んで欲しさ、構って欲しさに「ヨモギ」にちょっかいを掛けて噛み付いたりして、逆に「ヨモギ」に追い掛け回されるという光景を目にする頻度が多くなっています。

また、5月の週末(土曜日曜)と 6月第 1週週末(土曜日曜)に 12:30~ 12:40(約 10分間)「カワウソの給餌解説」を実施しています。「ミサキ・ヨモギたちは今後みなさんと「ふれあい体験」ができるようにただいまトレーニング中です。

次に「ミヤマ・ヤマト」の兄弟は自分たちの力自慢をしたいのか、飲み水用トロ舟(深緑色の入れ物)の中にはひっくり返さないように重石(ブロック)を入れてあるのですが、1頭(特に「ヤマト」)で少しずつトロ舟を持ち上げて、中の水をこぼして半分ぐらいになると一気にトロ舟を持ち上げ見事にひっくり返します。
ひっくり返した後、そのトロ舟の中に潜り込んで、まるでトロ舟自身が意志を持って動き出しているかのようにも見えてなかなか笑えます。
ときどき、そのトロ舟をひっくり返したタイミングに「ミヤマ」が側に居て、思いっきり水を被りずぶ濡れの場面も見られます。そんな時の「ミヤマ」は呆然としていることがあります。

また、雄の兄弟ということもあり、2頭でじゃれ合い、一見するすると取っ組み合いの喧嘩をしているような場面を見ることがあります。
本気の喧嘩ならば、思いっきり噛み合い出血をするほどの怪我までになります。しかし、「ミヤマ」・「ヤマト」たちの体を見ていただければ分かりますが、体中どこを見ても出血痕はありません。

その「ミヤマ」・「ヤマト」2歳の兄弟ですが、性格もそれぞれ違い、「ミヤマ」は出たとこ勝負的な勢いで行ってしまうタイプ。「ヤマト」はどちらかというといろいろなことに興味を示すが意外と慎重派タイプであります。
みなさん、こらからも 4頭「ミサキ」、「ヨモギ」、「ミヤマ」、「ヤマト」の元気一杯やんちゃぶりを見に来てください。


「ミヤマ」「ヤマト」


ふれあいエリアに体を乗り出す「ミサキ」(トレーニング中)


同じくふれあいエリアに顔を出す手前が「ヨモギ」後ろが「ミサキ」

カワウソ~木漏れ日のオアシス~

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