2018年06月23日
トリーター:冨永

あじさい水槽 あと 1週間!

海中のあじさい水槽海中のあじさい水槽

そうです、「海中のあじさい水槽」の展示期間は、6月 30日までと残すところあと 1週間!
昨年に引き続き、今年も樋口トリーターと私で担当しました。
あじさい水槽が始まって、まだ日誌を書いていなかったので、きょうは水槽の見どころなどをご紹介します。

今年のあじさい水槽は、昨年以上にいろいろと悩んだように思います。
どんなイメージにしようか、生物の種類は、花の色はどうするか、などなど、、、
2か月ほど前から少しずつ決めて準備にとりかかりました。
今回のイメージは水の中で“咲く花”を一つのキーワードにしました。
それは水の中であじさいを咲かせるということだけではなく、一つ一つの生物が花のように美しく咲く姿をご覧いただこうと思いました。

水槽の生物をご紹介すると、まずは中央で大きな花のように咲いている サンゴイソギンチャク

サンゴイソギンチャクは、体内に褐虫藻をもっていて光合成をおこないます。
ですから光が大好き。ですが、水槽全体を明るくしてしまうと、よりよい場所を探していろいろと動き回ってしまうことも、、見やすい場所にいてもらうために、今回はスポット照明を設置し、光が強く当たる場所をつくりました。
サンゴイソギンチャクの中をよく見ると、クマノミがくらしているので、ぜひ探してみてください。

そしてもう一つ、美しく咲いているのが ムラサキハナギンチャク
ムラサキハナギンチャクは砂の中に棲管を伸ばしてくらしています。
飼育下では、砂が気に入らないと出てきてしまうことも。。
現在展示している個体は、バックヤードで展示の一か月ほど前から砂に入れて、ようすをみていまいた。
触手が全開にひらいているときには、本当に綺麗です。
ただ、棲管の中に全て入ってしまっていることもあるので、ご了承ください。

その他にも、小さなお花のようなオオエダキサンゴやピンクの花びらのように泳いでいるキンギョハナダイなども展示しています。
みなさん ぜひ、今年ならではの「海中のあじさい水槽」を見に来てください!

えのすいeco環境水槽

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