タイムスケジュール

開催中のショー・イベント

9:00-17:00
日によってショーの開催時間、回数は異なります。
ご来場予定日のスケジュールをご確認ください。

ショープログラム

ふれあいプログラム

さかなにごはん(有料)

開館時より開催(14:00に補充あり/当日の餌が無くなり次第終了)

さかなのもぐもぐプール
※生き物の体調や天候など当日の都合により中止、または内容や時間等が変更になる場合があります。
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4月23日(火)は臨時休館いたします。

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イベント

今、江の島で見られる旬なあかちゃん

生き物により繁殖時期が異なるため、海の中ではその時期ならではのあかちゃんたちを見ることができます。 冬、水中で大きな群れになるミナミハタンポをぜひご覧ください。 展示生物 ・ムツ ・タカノハダイ ・キタマクラ ・クサフグ ・ミナミハタンポ ・アカメバル ※展示生物は変更する場合があります。

BABY!BABY!BABY! “えのすい”のあかちゃん展

海中でもたくさんの新しい命に出会える春、“えのすい”で誕生した輝く命や、海中で出会った愛らしいあかちゃんたちを館内各所でご紹介します。また、これまでの繁殖の取り組みや貴重な記録を動画やパネルで展示します。 「“えのすい”のあかちゃん展」のナビゲーターは、公式キャラクターの“あわたん”。館内各所で“あわたん”が新しいおともだちを紹介します。 今年の春は“えのすい”へ、あかちゃんたちに会いにいらしてください。 今、江の島で見られる旬なあかちゃん

“えのすい”の好きな瞬間 フォトコンテスト

20年間の“えのすい”で見つけた「“えのすい”の好きな瞬間」をテーマにフォト作品を募集します。 応募作品は、生き物、ショー、グッズなんでもOK! 現在開催中のイベントから思い出に残るあの頃のお写真まで、20年間で出会った「“えのすい”の好きな瞬間」をご応募ください。 受賞作品は館内で提出させていただき、受賞者のみなさまにはオリジナルグッズや特別ツアーなどのプレゼントもご用意! たくさんのご応募をお待ちしています。

“あわたん”撮影会

“あわたん”がフォトコーナーに遊びにきます! “あわたん”との撮影会を楽しもう! ※記念写真は希望販売/1枚1,300円(フォトフレーム・データ付) ・各回時間内での撮影会となります。 ・撮影参加は先着順です。 ・お手持ちのカメラのみのご参加はご遠慮いただいております。また、スタッフがお客さまのカメラをお預かりしてのシャッターサービスもおこなっておりません。 ・撮影の際、“あわたん”とのふれあいはご遠慮いただいております。

深海シーズン限定! 毎日深海生物タッチ

深海と表層の水温差が少なくなる冬は、深海シーズンの季節。 えのすいトリーターが底引き網漁船に乗船し、採集・搬入した深海生物(冷凍標本)に直接触ることができる「深海生物タッチ」を開催! 大きな目や鋭い歯、皮ふの質感など、暗くて深い海を生き抜く不思議な体のつくりを、間近で見て、さわってみませんか。 めったに見ることのできない深海のスターも登場します。 「毎日深海生物タッチ」の生き物は更新していきます。お楽しみに!

“あわたん”にバースデーカードを送ろう!

2021年 4月にデビューした“あわたん”は、えのすい開業の日とおなじ 4月 16日が誕生日です。 “あわたん”へバースデーメッセージを大募集! 期間中にメッセージをお送りいただくと、“あわたん”からのカードが届きます。 たくさんのお友だちからのメッセージをお待ちしています。 [募集期間] 3月 23日(土)~4月 16日(火)

えのすい会員限定イベント あわたん! あわたん! あわたん! ~ はじめてのすいぞくかん ~

桜咲く春 笑顔も満開! 0~ 2歳のあかちゃん、あわたんとあそぼう♪ あわたんと元気にあいさつできるかな? あわたんとにっこり写真はとれるかな? あわたんとおともだちになって “えのすいライフ” を楽しもう! ※スタッフがお客さまのカメラで撮影いたします。 受付終了しました えのすい会員とは 新江ノ島水族館の「えのすいecoサポーター」「年間パスポート」「えのすいKids Club」「えのすいプラチナクラブ」へお申込みいただいた方

真珠取り出し体験

アコヤガイの中の真珠を見つけ、取り出す体験ができます。 取り出した真珠は持ち帰れるほか、ペンダントや指輪、ピアスなどにすることもできます。 [取り出し体験料] 1回 1,000円  ※アクセサリーに加工する場合、加工料は別途必要です。 [加工料] ネックレス 1,500円 チャーム付ネックレス 2,000円 デザインネックレス 3,000円 ピアス or イヤリング(片耳) 1,000円 リング 1,500円 クラゲキーホルダー 1,500円 他
終了しました

BABY!BABY!BABY!“えのすい”のあかちゃん展 特製ステッカープレゼント!

“えのすい”のあかちゃん展を記念して、春から夏にかけて産卵・孵化するコウイカのあかちゃんをデザインしたオリジナルステッカーをプレゼント!
終了しました

えのすいecoデー Vol.162

裸足で歩ける海岸を目指し、ビーチクリーンを実施します。 ビーチクリーンと一緒に砂浜にうちあがる漂着物を観察しながら、海からの贈りものを探してみませんか。 身近で楽しいeco活動にぜひご参加ください。 [実施予定プログラム] 10:00~11:00  ビーチクリーン  ※ごみ袋、軍手、トングはご用意します 11:00~11:30  ビーチコーミングアート  ※貝殻等を使用した作品作り [対 象]  ビーチクリーンにご参加いただいた方(参加無料) 10:00~11:30  ペットボトルキャップ回収運動

サカナミニライブ

えのすいトリーターが水中カメラを通して、相模湾大水槽の魚たちをみなさんにご紹介します。 なかなか間近で見ることのできない魚に迫ったり、日中は隠れていて見えない魚をご紹介したり、水中のライブ映像を通して相模湾大水槽の魅力をお伝えします。 [タイムスケジュール ]

新江ノ島水族館 20 周年特別展

2004年 4月のグランドオープンから今春20周年を迎える“えのすい”。 特別展では、20年間のあゆみを振り返りながら、展示やショー、プログラムをお楽しみください。 アカクラゲ 日本の沿岸で見られます。旧・江の島水族館の時代に、日本の水族館では初めて繁殖に成功し、現在も大切に育てている美しいクラゲです。

あわたん 3rd Anniversary

えのすい公式キャラクターの“あわたん”も今春3周年を迎えます!

“あわたん”撮影会

“あわたん”がフォトコーナーに遊びにきます! “あわたん”との撮影会を楽しもう! ※記念写真は希望販売/1枚1,300円(フォトフレーム・データ付) ・各回時間内での撮影会となります。 ・撮影参加は先着順です。 ・お手持ちのカメラのみのご参加はご遠慮いただいております。また、スタッフがお客さまのカメラをお預かりしてのシャッターサービスもおこなっておりません。 ・撮影の際、“あわたん”とのふれあいはご遠慮いただいております。

新江ノ島水族館20周年記念イベント えのすいのレジェンドナイト ~魚類・深海・クラゲ編~

[開催場所] 新江ノ島水族館 館内各所 [参 加 費] ・3,500円  ・小、中学生:2,000円 ・レジェンドツアー付き:4,500円 ・小、中学生レジェンドツアー付き:3,000円 [対 象] 小学生以上  ※レジェンドツアーご参加の10歳以下のお子さま1名につき、18歳以上の保護者1名の同伴が必要です [人 数] 先着 100名  ※うち、レジェンドツアー館長編・魚類編・深海編・クラゲ編 各 10名 [申込方法] 3月 17日(日)10:00より先着受付開始 お申し込みいただく前に[こちら]を必ずお読みください。 ↓完売しました↓ ↓完売しました↓ ↓完売しました↓ ↓完売しました↓ えのすいのレジェンドナイト特別コンテンツ えのすい 20年の歩みのお話 魚類、深海、クラゲのレジェンドトリーター※1 や館長による20年の歩みのお話をお楽しみいただけます。 [会 場] 相模湾大水槽前

えのすいecoデー Vol.163

裸足で歩ける海岸を目指し、ビーチクリーンを実施します。 ビーチクリーンと一緒に砂浜にうちあがる漂着物を観察しながら、海からの贈りものを探してみませんか。 身近で楽しいeco活動にぜひご参加ください。 [実施予定プログラム] 10:00~11:00  ビーチクリーン  ※ごみ袋、軍手、トングはご用意します 11:00~11:30  ビーチコーミングアート  ※貝殻等を使用した作品作り [対 象]  ビーチクリーンにご参加いただいた方(参加無料) 10:00~11:30  ペットボトルキャップ回収運動

5月19日(日)開催 新江ノ島水族館 20周年記念企画 おめでとう成人撮影会 in 新江ノ島水族館

20周年を迎える“えのすい”で、成人の記念撮影会を開催します。 ご親族さまのご参加も可能で、撮影後は閉館後の水族館をお楽しみいただけます。 “えのすい”で一生の想い出に残る撮影会に参加してみませんか。 [募集人数] 先着20名 ※ご親族さまの人数は含まれません。 [参 加 費] 129,000円~ ご親族さま入場料 1人 5,500円 ※3歳未満無料 [参加費に含まれるもの] ・写真プリント1枚(えのすいオリジナルフォトフレーム付き) ・撮影後水族館内自由観覧60分間 ・振袖レンタル1着 ・衣装小物 ・ヘアメイク1スタイル ・衣装着付け ・納品データ 40枚 ・レタッチ加工 新江ノ島水族館  (撮影場所)相模湾大水槽前、クラゲファンタジーホール (自由観覧)イルカショースタジアム、タッチプールを除く全館 ※生物を休ませるため、カワウソ、アザラシ、ペンギン、ウミガメ、カピバラは、照明を少し落として展示しております。 3月31日(日)よりstudio KANON by the seaにて先着受付開始 お問い合わせフォーム

5月26日(日)開催 新江ノ島水族館 20周年記念企画 おめでとう成人撮影会 in 新江ノ島水族館

20周年を迎える“えのすい”で、成人の記念撮影会を開催します。 ご親族さまのご参加も可能で、撮影後は閉館後の水族館をお楽しみいただけます。 “えのすい”で一生の想い出に残る撮影会に参加してみませんか。 [募集人数] 先着20名 ※ご親族さまの人数は含まれません。 [参 加 費] 132,000円~ ご親族さま入場料 1人 5,500円 ※3歳未満無料 [参加費に含まれるもの]・写真プリント 1枚(えのすいオリジナルフォトフレーム付き) ・撮影後水族館内自由観覧60分間 ・振袖レンタル ・小物一式 ・ヘアメイク ・髪飾り ・着付け ・40カットデータ(USB) ・スライドショームービー [撮影場所] 相模湾大水槽前、クラゲファンタジーホール [自由観覧] イルカショースタジアム、タッチプールを除く全館 ※生物を休ませるため、カワウソ、アザラシ、ペンギン、ウミガメ、カピバラは、照明を少し落として展示しております。 3月14日(木)よりJ heart 江の島店にて先着受付開始 お問い合わせフォーム

20周年特別展 常設展示の歩みと見どころ

相模湾ゾーン 神奈川県から新水族館構想が提示されたことがきっかけとなり 1997年、当館主催による国際水族館シンポジウム「湘南・相模湾の水族館21世紀に向けて」を開催、世界各国より 600名の方が参加されました。 シンポジウムのテーマは「水族館の役割」でありましたが、湘南海岸の多面的な利用が計画されている中で、人と海との交流、地球環境保全の役割など、課題は幅広いものでした。 パネルディスカッションでは、相模湾を取り巻く陸・海域を含めた調査研究、地域との融合という点に課題が与えられ、「相模湾と太平洋」の生態系を展示してゆくという方針が固まりました。 開館して 20年、相模湾に向き合い理解を深め、情報発信をおこなってきました。課題が山積する中、生物、環境の保全のために何ができるかを模索しています。 岩礁水槽 江の島の南磯にも広がるアラメやカジメといった大型の海藻類の藻場を表現した水槽です。 海藻育成には「光」「水の動き」「栄養」といった要素が重要です。建設にあたっては、資料収集や予備実験、他園館の視察などをおこない、水槽上部にいくつかのタイプの照明を並べ、背後にはピストン式の造波装置を設置しました。 擬岩面には何らかの形で外から持ち込まれたいくつかの海藻類が自生してきました。立ち上げ当初と比較するとうっそうとした雰囲気が出てきたものの、主役としたいアラメやカジメの周年育成には至らず、課題が残る発展途上の水槽として展示していました。 数年前から鉄イオンを添加することにより、大型海藻の育成状況は格段に向上しました。一方、江の島などフィールドでは磯焼けが進み、大型海藻の姿が見られなくなりました。回復に向けて幼株の育成など藻場の再成と保全に関する活動も行っています。 川魚のジャンプ水槽 2008年の館内改装にともない、相模湾の海岸より陸側の環境を展示するため、相模川の流れを再現した淡水魚の水槽を造りました。水槽制作にともない、海の「波」では表現することのない、落差による小さな「滝」で魚の行動展示を目指しました。 海に比べ浅い川にすむ淡水魚は、生まれた時から水面を意識して生活しています。水が枯渇しそうな危険を察知したら、わずかな水流を頼りに新しい場所に移動しなければなりません。見えない次の水場に身を投じられるか、跳躍は命を懸けた一瞬のドラマのようです。 自然の河川でもなかなか見ることのできない行動を、いつでもご覧いただきたいという思いで造りました。水槽内の水位を徐々に下げてゆく渇水が始まると、川魚の本能が呼び覚まされ、より水量の多い場所に移動しようとします。遊泳ではもはや移動できなくなった落差になると、流れを吻先で確かめるような動きをわずかにした後、跳躍をします。 観察しやすいように、水量を少なくしながらも、水の流れをより感じさせるように、小さな滝に捻じれや撹拌、しぶきといった工夫が施されています。 海岸水槽 干潟、アマモ場、逗子沖のサンゴ礁、湘南港を模した水槽群です。当館の前身となる旧・江の島水族館は汽車窓式の水槽が並んでいて、こういった特殊な形の水槽はありませんでした。そのため、他園館や研究機関を視察し、情報収集を行い、この場所にふさわしいものを模索して造られました。当初はどの水槽もボリューム感に欠けることがありました。特にアマモには苦労しましたが、近年は周年安定した状態が保てています。干潟やキサンゴの展示は開館以来、少しずつ進化してきました。一方、飼育設備の部分では配管の詰まりなど苦労が絶えず、水位や水質の不具合がしばしば発生しました。日々、試行錯誤しながらも相模湾の海岸の環境をわかりやすく紹介するため、これからも取り組みを続けていきます。 タカアシガニ この場所には、相模湾の深海にすむ世界最大のカニであるタカアシガニを展示することが最初から計画されていました。 水槽の高さをどうするか、という議論になったとき、世界一大きな種類のカニの展示は人気があり、人だかりになるだろう、そしてカニは常に底の方にいるものだから、水槽の底面が低いと見にくいのではないか、という考えのもと、現在のような展示水槽となりました。 可能な限り大きなタカアシガニを展示できるように作った大きな水槽には、ラブカなどの大型の冷水系の生物が一時的に収容されることもあります。 相模湾大水槽 相模湾の一部を切り取ったような水槽を造るために、私たちは実際に江の島沖に潜水し、写真を撮り、それをもとに景観を造り込みました。 現場確認のため、まだモルタルで擬岩を造作している、足場だらけの相模湾大水槽の中に入ったときには、その登山道のような場所がいずれ水中になることなど想像もつきませんでしたが、でき上がった相模湾大水槽は、水中から見ても、外から眺めても、本物の海のような水中景観の水槽になったと思います。 丸い窓からは穴に入ったウツボが見えると思いますが、あの穴はウツボが入ってくれたらいいなと思って作った穴です。 時の経過とともに擬岩には小さな生き物がすみ着いたり、海藻が付着したりして変化してゆく相模湾大水槽自体が、一つの生き物のようです。 深海Ⅰ ~JAMSTECとの共同研究~ 新江ノ島水族館開館より、当時JAMSTEC(現在の国立研究開発法人海洋研究開発機構)の研究員でもあったスタッフとともに、これまで飼育したことが無いどころか、見たことも無かった深海生物の長期飼育に挑戦していました。 バックヤードの周りにある配管資材や、飼育器材などを工夫して熱水噴出孔のようなものを造ったり、低水温の水槽の中にヒーターを入れて、熱水域の環境の再現を試みたりと、さまざまな試行錯誤をしていました。 その一つの成果が特許を取得した化学合成生態系水槽です。 時代とともに、深海に関する知識も調査技術も進歩しました。今では水中ドローンで深海のようすが見やすくなり、世の中でも深海への関心が高まってきていると思います。 みなさまもこの20年の間に、「深海」がより身近に楽しめるようになったことを実感されているのではないでしょうか。 クラゲファンタジーホール 美しいクラゲに囲まれて癒やされてほしい、という思いを込めてつくられた空間です。「クラゲファンタジーホール」という名前も、青く幻想的な雰囲気も、旧・江の島水族館のクラゲ展示コーナーから引き継がれています。 開館9周年の 2013年に、ホール中央に球型水槽「クラゲプラネット(海月の惑星)」が加わり、「クラゲファンタジーホール」は “えのすい” を象徴する空間の一つとなりました。 どこまで行けば「完成」なのかはわかりませんが、クラゲ展示による究極の癒やしの空間づくりに、これからも邁進してゆきます。 太平洋 新江ノ島水族館の展示の大きなテーマの一つは「相模湾」ですが、相模湾にはいない生き物ももちろん紹介したいと思い、相模湾から少し飛び出して、「太平洋」というくくりで展示を展開しています。 他の水族館からの協力を得て、続いている展示もあります。 冷たい海 新江ノ島水族館を開館するにあたり、トリーターからは「水温を(今よりもっと)下げられる」ということが、大きな願望の一つでした。 低水温を維持することは、そのこと自体も、そして必ず付随してくる結露の問題(観覧側のガラス面、ウッドデッキの腐食など)も、大変なことではあるのですが、その悲願が受け入れられ、とにかく、「冷やせる」ということがうれしくて、これまであきらめていた種類の生き物を飼育展示できるわくわく感でいっぱいでした。 暖かい海 透明度が高く、太陽の光が降り注ぎ、多種多様でカラフルな生き物がたくさんいる、暖かい海。 大きな水槽、環境に合わせた擬岩、太陽光が入る天窓、明るい照明など、設備面が充実することは、水槽で「暖かい海」を再現するためには飼育技術とともにとても重要なことです。新しい設備に胸を躍らせながら、造り込みをおこないました。 暖かい海 透明度が高く、太陽の光が降り注ぎ、多種多様でカラフルな生き物がたくさんいる、暖かい海。大きな水槽、環境に合わせた擬岩、太陽光が入る天窓、明るい照明など、設備面が充実することは、水槽で「暖かい海」を再現するためには飼育技術とともにとても重要なことです。 新しい設備に胸を躍らせながら、造り込みをおこないました。 トロピカル水槽 開館当初からしばらくの間は「サンゴ礁水槽」という名前で、サンゴの展示を行ってきました。しかし、私たちの技術がまだまだ未熟で、繁殖によって安定的な展示をおこなうまでには至っていなかったことや、自然界からサンゴ類を入手することについても、規制が厳しくなり、環境を大切に守る立場の水族館としても、やはり生物の入手については慎重におこなうべきだという考えから、一旦路線を変更し、サンゴ礁域にすむ魚の展示を行おうということになりました。 内容を任されたのは当時の女性トリーターズ。魚種の選定など、和気あいあいと話し合いながら考えたコンセプトは、「群れときどき大魚(ムレトキドキオオザカナ)」。 トリーターが楽しい気持ちで考案した水槽を、お客さまにも楽しんでいただけることを願っています。 サメ水槽 新江ノ島水族館 開館当初は、ツマグロ、アカシュモクザメ、ネムリブカ、エイラクブカ、オオセを展示していました。 開館当初の照明は今より明るかったため、コケが付くのが速く、掃除が追いつかず底面がコケだらけになってしまっていた時期がありました。 途方に暮れていたところ、あるトリーターが一度は諦めたメラミンスポンジで根気よくこすってみたところ、だんだん底が見えてきたのです。コケがあまりにも厚くなりすぎて、普通にこすっただけでは落ちていることに気づけなかったのです。 この方法で相模湾大水槽でショーダイバーを担当した後に、サメ水槽に潜ってメラミンスポンジでコケ取りをすることをルーティーンにしました。30分でコケを落とせる面積が10平方センチメートル程度でしたが、15平方メートルほどの全底面が見えるまで、擦り続けました。百里の道も一歩から。今も、あの時きれいになった底面をキープしているのです。 ペンギン・アザラシ ~ ペンギン ~ フンボルトペンギンを飼育し始めたのは 1960年代初めごろで、野生やヨーロッパの水族館動物園で繁殖したフンボルトペンギンが多く日本へ輸入されていた時代でもありました。 現在ではワシントン条約で厳重に保護され、海外からの輸入が困難になりましたが、国内飼育全個体の管理繁殖計画を遺伝子レベルで厳重に行い、新しい血統を野生や海外から輸入しなくても国内の繁殖個体のみで野生に近い遺伝子が維持されています。“えのすい”でも繁殖技術を向上させ、現在飼育している 27羽はすべて繁殖個体です。 群れのイメージが強いペンギンですが、番(つがい)や個体に、よりクローズアップした展示をおこなって、フンボルトペンギンの多様性を探究しています。 ~ アザラシ ~ 1962年、ゴマフアザラシの飼育を開始しました。当時、全国で最年長の「天洋」という雌が、博物館相当施設として展示研究を目的に飼育され始めた最初のゴマフアザラシだといわれています。 「天洋」はのちに多くの子どもを産み、安定した個体数を維持しながら、通常展示、繁殖、給餌解説など多様な展示をおこないました。 新江ノ島水族館になってからは、屋外の飼育施設や屋内飼育施設など展示形態を変え、初出産、繁殖へ向け取り組んでいます。 環境水槽 順路の最後に、今見てきた生き物たちと、彼らを取り巻く環境について少しでも思いを馳せてもらえるような、メッセージ性のある水槽を置こうということになりました。 最初はわかりやすく、水中に捨てられたごみから、環境を考えてもらえたら、ということで、レイアウトとして壊れたテレビを入れていたこともありました。 「環境」というテーマはそのままに、展示内容は何度か変わり、ある時は、当館の水槽コンテストというイベントで最優秀賞を受賞した中学生のアイディアを展示したこともありました。 その後、やはり最後の水槽は未来に向かって明るい気持ちになれるように、彩り鮮やかな種類の魚を見せようという方向になり、現在に至ります。

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