2019年07月31日
トリーター:八巻

初潜水とかわいいフウセンウオ

みなさん、こんにちは! 5月末からえのすいトリーターとして魚類チームに仲間入りすることになりました、八巻と申します。主に深海生物を担当することになり、先日は航海日誌を書かせて頂きましたが、トリーター日誌は初めてですので、改めてご挨拶いたします。
[ 航海・採集日誌 ]

えのすいトリーターになり、あっという間に 2か月が経ちました。日々たくさんの仕事を覚えるのはとても大変ですが、楽しい刺激に満ちています。早く一人前のえのすいトリーターとして、みなさんに生き物の魅力を伝えていけるよう、頑張っていきますので、どうぞよろしくお願い致します!

ちょうどきょう、初日誌にふさわしい話題がありました。初めて相模湾大水槽に潜水したのです! 私たちトリーターは、キレイな水槽でみなさんをお迎えできるよう、毎朝相模湾大水槽のガラスを磨いたり、底砂を整えたりしています。今朝がその初潜水だったのです。
先輩トリーターに教わりながら潜りましたが、掃除しながら見える魚たちは、やはり水の中で見ているだけあって、とても距離が近く身近に感じました。えのすいトリーターになったんだ!と改めて実感した瞬間です。

とはいえ、残念ながら潜水中の写真はとれませんでしたので・・・担当している魚の中でも、特に私がかわいいと思っているフウセンウオのようすをご紹介します。
フウセンウオは“えのすい”で繁殖にも成功している種で、現在太平洋の冷たい海の魚ゾーンで展示しています。名前のごとく、フウセンのように丸い体が特徴的で、ちょっとトゲトゲしています。私はフウセンウオを小さくしたようなダンゴウオという魚が小さくてかわいいので好きなのですが、フウセンウオは大きい分、顔がよく見え、違ったかわいさがあります。
私がお気に入りなのは、餌の時間になると水面へ泳ぎ寄ってくる姿です。まん丸の目でこちらを見ながら、小さな尾びれを一所懸命に振る姿はとても健気です。写真はオキアミを与えている時、水の上から撮ったものです。


夏休み中は14時半から「太平洋の魚たちのごはん」というイベントでフウセンウオが餌を食べるようすがご覧いただけますので、ぜひ足を運んでみてください!
[ 見てみよう! 太平洋の魚たちのごはん ]

太平洋

RSS