2019年08月26日
トリーター:橋本

「セブン」が教えてくれたこと

カマイルカ「セブン」カマイルカ「セブン」

前回のトリーター日誌では「動物に出す合図を練習している」というお話をしました、新人トリーターの橋本です。

無事に 5つの合図を習得することができました。
今は、この合図を使って実際に動物とコミュニケーションをとる練習をしています。
そんな私の練習に付き合ってくれているのが、カマイルカの「セブン」です。

初めて「セブン」の前に立ったときは、とても嬉しい気持ちの反面、がちがちに緊張してしまって、私も「セブン」もお互いに一緒にいる時間を楽しむことができませんでした。
自分の動きが間違っていないか、ということに気をとられすぎてしまい、「セブン」の気持ちを考える余裕もなく、怒らせてしまったのです・・・。
「セブン」に嫌われてしまったのではないかと本当に不安でした。

それでも真面目で優しい「セブン」は、私の合図に一生懸命応えてくれました。
私もはやく「セブン」のために何かしたい、私といる時間を楽しんでほしい!と思い、先輩トリーターの動物との接し方を日々勉強しています。

一緒に過ごす時間の中で「セブン」が私に教えてくれたことは、どんな時もしっかりと相手の目をみることです。
思い出してみると初めて「セブン」と練習をしたとき、「セブン」の体の動きばかり見てしまい、目を合わせていた時間はとても短かったです。
そこで今は、『とにかく「セブン」と目を合わせること』を意識して練習しています。
すると、「セブン」も私の目を見てくれていることに気が付きました。
目と目が合っているときは、本当に気持ちが通じている気がしますし、私に興味を持ってくれているのかな?楽しんでくれているのかな?なんて考えてしまいます。
なにより、本当に幸せな時間です!!

逆に、私の目を見てくれないときは、きっと何かほかのことをしたいのでしょうか・・・。
それとも嫌なことがあるのか・・・、私にはまだ分かりません。

もっと「セブン」とたくさんの時間を過ごして、少しでも『「セブン」の気持ち』を分かるようになりたいです。
みなさんもぜひ、動物と接するときは目を合わせてみてください。
そして彼らの気持ちをじっくり考えてみてください!
きっと素敵な絆がうまれるはずです!!

イルカショースタジアム

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