2022年12月27日
トリーター:笠川

やっと一緒に

ウラシマクラゲ科のクラゲは、世界で 4属 5種、そのうちの 3種が日本で見られます。そして、その 3種すべてが江の島で出現します。おそらく、今のところ、そのような場所は、世界で江の島だけでしょう。ぜひ、3種同時に生体展示できればと思っているのですが、なかなか出現するタイミングや飼育期間が合わず、まだ叶わず。
3種もですが、ウラシマクラゲ(浦島)とオトヒメクラゲ(乙姫)の同時期展示も実現させたい。今年は叶わず来年の春かなと思っていたら、クリスマスプレゼントかのように、江の島の漁師さんから、ウラシマクラゲとオトヒメクラゲが採れたと水族館へ連絡をくれました。

ウラシマクラゲウラシマクラゲ

26日より別々の場所ですが、両種展示しています。ぜひ見比べてみてください。ちなみにえのすいトリーターによる岸壁からの毎日採集でも、最近小さなオトヒメクラゲが採れ始め、ちょうど25日に 2mmくらいのウラシマクラゲが採れたところでもありました。これからどんどん見られるようになるといいなと思っているのですが、こればかりはわかりません。あともう 1種のワタボウシクラゲ、3種同時生体展示も近いかもしれません。

オトヒメクラゲオトヒメクラゲ毎日クラゲ採集毎日クラゲ採集

クラゲサイエンス

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