館内の太平洋にあるハタハタ水槽に、新たにハタハタの追加展示を始めました。

“えのすい”では昨年の 1月からハタハタの展示を始めましたが、成魚を提供していただいた青森県の浅虫水族館のご協力で一緒に卵（ぶりこ）も送っていただきました。
今回、追加展示を始めたハタハタは、その時の卵から孵化した（昨年の 2～ 3月ごろ）子どもたちです。

1年以上かけて大事に成長させた子どもたちをやっとみなさんにお披露目することができました。
現在展示を始めた 1歳魚たちは、孵化が早かった大きめの数匹ですが、今後はバックヤードの残りの仲間たちが大きくなってきたら徐々に展示も増やしていきたいと考えています。
来月には、いつの間にか水槽中がハタハタでいっぱいになっているかも・・・
成魚たちに混じって泳ぐ、小ぶりのハタハタが 1歳魚たちです。

体の小さいころは、成魚のように水底の砂の中に潜るようなことはあまりなく、常に水槽内をぴょこぴょこ泳いでいた子どもたちですが、成長と共に少しずつ体側にハタハタらしい斑紋が出始め、数か月前からは水槽の砂の中にも潜るようになり、今では見た目の行動も立派なハタハタになりました。

展示数も徐々に増やしていきますので、ちょっと地味な魚ですが、“えのすい”にお越しの際はぜひ成長したハタハタたちを観てあげてください。
我々トリーターの 1年の成果です。

次はこの子たちのさらに子どもたちに会えたらと、ちょっと期待しています。