エコロジー
2012年12月02日

相模湾海底調査体験


□調査日時
 2012年11月23日(金・祝)、11月24日(土)
 9:00~12:00
□調査場所
 なぎさの体験学習館
 深海Ⅱ-しんかい2000-~片瀬漁港~烏帽子岩~江の島

□参加人数
 11月23日/34名
 11月24日/14名
 (対象/18歳以上)


<企画担当者より>
本プログラムはしんかい2000の展示をきっかけに、各機関にご協力いただき、「しんかい2000パイロットによるお話」「烏帽子岩~江の島、相模湾地形巡り」「ROV(遠隔操作無人探査機)による海底調査」を盛り込んだ「相模湾海底調査体験」として実現することができました。

[写真説明 上から]
1. 最初は北田より相模湾について簡単にお話いたしました。

2. 続いて「しんかい2000」の元パイロットで現在は「しんかい6500」の司令により深海の話をしていただきました。

3. 特にパイロットの 1日の話は「しんかい6500」のパイロット目線になっており、大変貴重な体験ができました。

4. 「しんかい2000」の実機の前では、機器の説明や当時のようすをお話していただきました。潜航服姿で語っていただき、参加者も真剣に聞いていました。

5. 深海のお話の後は片瀬漁港まで向かい、クルーザーに乗船いたしました。

6. 1階を教室として相模湾のお話やROVの操作説明などをおこないました。

7. 出航後に雨が小降りになってきましたのでデッキへ上がり、景色を眺めながら海底のようすを考えていただきました。

8. 烏帽子岩:写真では曇ってしまいましたが実際はくっきりと見え、上陸して磯釣りを楽しんでいる方の数( 20人ほどいました)に驚いていました。

9. 江の島:周囲の環境や東京オリンピックの話、漁業や水族館の研究などをお話いたしました。

10. 周囲の環境を眺めた後にROVによる海底調査をおこないました。調査は安全を最優先に、片瀬漁港へ着岸してからの岸壁周辺にての操作となりました。

11. 小型ROV(遠隔操作無人探査機)

12. モニターにて海中を観察し、何名かは実際にROVを操縦していただきました。カニ 1匹を探すがこれほど難しいとはと、深海調査の大変さを痛感していました。
<漁港内のようす>
底質は泥。壁面にはフジツボなどが多く付着。
雨の影響か濁りがかなりあり、視界は 1mもないと思われる。魚類は、ハオコゼ?が一瞬通り過ぎる。

今回の報告は客観的な目線にもなってしまいましたが、しんかい6500の司令の貴重なお話を聞いて、クルーザーで烏帽子岩や江の島を眺め、ROVで海底を観察するという企画者側から見ても歴史を感じながら新発見がある大変勉強になるプログラムでした。
相模湾に面し、深海に積極的な水族館であるからこそ実現できたと思いますので、参加者のみなさま、各機関のみなさまに感謝を申し上げるとともに、ぜひ第 2回・第 3回と開催できればと思っています。(北田)


[協力]
NPO法人地球環境フォーラム
株式会社トライアングル
日本海洋事業株式会社
株式会社沿岸生態系リサーチセンター

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