カワウソ~木漏れ日のオアシス~

遊び好きで動きはとても活発

海にそそぐ川と、森の水辺の生態系は、互いに深く関わりあいながら水の惑星“地球”の大きな環境の一部を形つくっています。
コツメカワウソは、東南アジアの川や水辺に広がる森のほか、水田など人の暮らしに関わる水辺にも生活しています。

コツメカワウソ

カワウソ類では最小種で、手足の爪が小さいことから「コツメカワウソ」と呼ばれます。
遊び好きで、動きはとても活発です。手先がとても器用で、前足で魚類、エビやカニ、カエルなどの獲物を捕まえ、手で持って食べることができます。また、指の間には水掻きがあり、泳ぎも得意です。体をおおう毛は二重構造で、水中で体温が奪われるのを防いでいます。つがいの結びつきは強く、一夫一婦で繁殖し、10数頭の家族群で行動をします。

コツメカワウソ
コツメカワウソ

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