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えのすいトリーター日誌

2012.02.03 トリーター:小谷野

2012/02/03 今週のおすすめ


「鬼は〜そと!福は〜うち!」
豆まきはもうお済みでしょうか?
節分には自分の年齢の数、または年齢の数+1個豆を食べると、健康に1年間過ごせると言われますが、私は毎年自分の年齢の5倍以上は食べています。
炒り豆っておいしいですよね。

さて、今週のおすすめはスペシャルです!!!
えのすいでは、今週から来週にかけて新しい展示が続々登場。
そのなかでも絶対に見ていただきたいのはこちら!

1. クリオネ
まさに海の妖精。えのすいではひさびさの登場です。
日本ではちょうど今くらいの時期に見られ、北海道では流氷とともにやってくるとか。
そんなところもロマンチック。
自身も浮遊性の貝のなかまですが、餌もミジンウキマイマイという浮遊性の貝です。
ふだん天使のような姿のクリオネが、餌を食べるとき悪魔に変わるというのは、有名な話。
エントランスから入ってすぐの階段上に展示中です。

2. フウセンウオ
かわいいです。ほんとにかわいい。
顔を見ると思わずこちらも笑顔になってしまいます。
ちょこちょこっとした動きも愛らしい。尾びれを丸めている姿もキュート。何時間見ていてもあきません。
現在5個体展示していますが、よく見るとオレンジ色〜白色まで1個体1個体色と模様が違います。
北海道のおたる水族館から交換生物としてやってきました。本日から冷たい海、暖かい海コーナーで展示しています。

3. バレンタインバージョンのグラスツリー
今回のグラスツリーの装飾はなんと、クラゲ担当の手作りです。
ああでもない、こうでもない、これではバレンタインの幸せ感が伝わらない!!とクラゲ担当4名で、話し合いながら飾り付けしました。
特に、トップのハートが一番大変でした。
グラスの中に入っているクラゲたちのお世話については、以前の笠川のトリーター日誌をご覧ください。
このグラスツリーを見たみなさまに、幸せが訪れますように!
クラゲ担当が心をこめてグラスツリーを組み上げます。
クラゲファンタジーホールにおいでください。

2012.02.03 トリーター:岩崎

2012/02/03 子ネコザメ


今日は節分、豆まきはもう済ませましたか?
明日は立春、まだまだ寒い日が続いていますが、陽射しの中に春の気配が感じられるようになりました。
今朝、開館前の掃除で相模湾大水槽に潜水したところ、岩陰にねじれた海藻のようなものが・・・?

よく見てみるとネコザメの卵でした。

えのすいでネコザメといえば、ダイビングショーuogokoroに登場する「タマ」やタッチングプールでおなじみのサメですが、ドリルのように螺旋状の不思議な形の卵を産むことでも有名です。
ネコザメは一回の産卵で2つ産むことが多く、今日もわたしが見つけた卵の他に、もう一つ見つかりました。
子供は1年ほどかけて卵の中で成長し、18cm位の大きさで生まれてきます。

現在2月のテーマ水槽でネコザメの卵と、1月29日に生まれたネコザメの子供を展示しています。
このえのすい生まれの子ネコザメ、かなりかわいいです。
ぜひ逢いに来てくださいね!

テーマ水槽

2012.02.02 トリーター:堀内

2012/02/02 仲良し夫婦


本日2月2日は語呂合わせからふう(2)ふ(2)の日とも言われるそうです。
なので今日はえのすいにいる仲良し夫婦を紹介します。

今回紹介する仲良し夫婦はバンドウイルカの「パル」と「シリアス」です。
ご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが去年誕生した「ホープ」のお父さん、お母さんです。

ホープが産まれた当初は、「シリアス」と「ホープ」の2頭で仲良く泳ぎ、お父さんイルカの「パル」は1頭でプールの中を泳いでいました。
しかし最近、ホープは同じプールで生活をしている「ルイ」と一緒に泳いでる事が増えてきました。
毎朝ブルーディングプールを覗いてみるとルイとホープ、パルとシリアスのペアになって一緒に泳いでいます。

ルイとホープが2頭で体を寄せ合ったり追いかけ合いをしている間、パルとシリアスは2頭でゆったりと泳いでいます。
シリアスが胸ビレでパルの身体をなでたり、逆にパルが胸ビレをピッタリシリアスに付けながら泳いだり、とても仲良く泳いでいます。
ルイもベテランのお母さんイルカです。
なのでシリアスはホープと離れて泳いでいても、安心して見守っていられると思います。
ちょっと育児は休憩してのんびりしたい時もあるのかもしれませんね^^
でもしっかり毎日授乳を行いお母さん頑張っていますよ!!お父さんは基本的に育児には参加しないので、お母さんは毎日大忙しです!

現在ショーに参加している「マリン」もパルとシリアスの子供です。
きずなでも大活躍しています。ホープもショーで活躍出来る日が待ち遠しいですね★!

仲良し夫婦に会えるのは、えのすいの1番奥にあるブリーディングプールです★

イルカショースタジアム

2012.02.01 トリーター:佐野

2012/02/01 水槽を守るヒトビト


水族館の生き物たちの健康を支えているのは飼育係だけではありません。
普段あまり表に出てきませんが、飼育係とは別に水槽を守る、青い制服に身を包んだ人たちがいます。

水槽には水温を調節する機械や汚れた水をきれいにする装置など、たくさんの装置がついています。
飼育係がその設備のすみからすみまで理解して、何かあっても対応できれば言うことなしなのですが、残念ながら私のようなレベル1の飼育係にはそこまで把握できていないのが現実です(頑張ります)。

そこで水族館の設備に異常がないかを24時間体制でチェックしてくれるのが、施設管理の人たちです。
この技術者抜きに、生き物の快適な生活は成り立ちません。

先日、現在お休み中のウミガメ達のプールに不具合が生じ、水温ががくっと下がってしまいました。
水温低下はカメにとって大問題です。
すぐに設備の人がやってきて、問題の部分をいじって復活させました。
経過観察の後、寒そうにしていたウミガメ達も、次第にいつも通り泳ぎ始めたので、ひと安心です。
ベテラン技術者の方に対応方法も教えてもらい、カメに代わって本当に感謝感謝です。

設備の人以外にも、清掃の人、案内の人、売店の人、写真撮影の人など、飼育に直接関わりのないような人たちも、普段から水槽をよく見ていてくれて、飼育係が裏にひっこんでいる間、
「ちょっと様子が変だよ」
「エビが脱皮を始めたよ」
など教えてくれます。
えのすいの生き物たちは、多くの人たちの連携があって元気に暮らしています。

ところでウミガメ達は、現在、暖かいバックヤードのプールでぬくぬくと過ごしています。
次にみなさんに会えるのは4月下旬くらいでしょうか。

もうしばらく待っていてくださいね。

2012.01.31 トリーター:神応

2012/01/31 クロマグロ近況報告


相模湾大水槽で11月2日よりクロマグロの展示を行っています。その後の近況報告を致します。

今現在、体長約50cm、体重約2kgに成長しています。

えのすいホームページの中の動画でえのすい(えのすいショートムービー)を開けて見て下さい。
その中のさかなの食卓(2012年1月)「クロマグロに追い付けるか?」を是非ご覧ください。
クロマグロが如何に速い動きをするかわかると思います。
しかし、最近は他の魚も負けず、クロマグロが来るとエサが落ちて来るのが知られてしまい、クロマグロの後ろを追尾しながら落ちて来る餌をねらっています。
その魚は、マサバ、マアジ、イサキ、コバンザメ、ギンガメアジなどで、とても動きが速い魚たちです。
トリーターが餌を投げる時のコントロールが悪いと、すぐに他の魚に食べられてしまいます。
クロマグロと他の魚との競争です。

クロマグロは、自然界でも高速遊泳を生かし、太平洋の東西を横断する事が知られています。高速で泳ぐだけではなく、長距離を泳ぐことが出来るのです。
胸ビレが極端に短いので、他のマグロ類と容易に区別することが出来ます。最も沿岸へ近づく種類で、相模湾では9月〜10月にかけて回遊して来ます。

相模湾大水槽にいるクロマグロは、10月4日に漁師さんが一本釣りで採集した個体です。
是非クロマグロのカッコイイ泳ぎを見に来て下さい。

相模の海ゾーン

2012.01.30 トリーター:松崎

2012/01/30 セーラー!!


えのすいのイルカショー『きずな/kizuna』に参加しているオキゴンドウのセーラー。
体が黒くて大きくて、ちょっと見た目は怖そうにみえるんですが、実はとっても気持ちの優しいマイペースな女の子なんですよ。

大きな口から舌を出して『べぇ〜』が出来ます。
これがとってもかわいいんです。
それだけではありません!!
『べぇ〜』をしながらクルクル回って、ダンスや胸ビレをふってバイバイすることもできるんです。

舌を出すと言えば、バンドウイルカたちのキスは吻先をほっぺにタッチなんですが、セーラーのキスは舌を出してのキスなんですよ。大胆ですよね〜♪

そんなセーラーに触れあえるチャンスが!!
その日によって変更があるのですが、メインプールで握手体験を行う時はセーラーと握手ができるかもしれません。
バンドウイルカに比べて分厚くて大きな胸ビレ、今は気温が低いのでセーラーの体温を感じることができるとおもいますよ。

ぜひそんなセーラーに会いにきて下さい。

残念ながら握手をしたいイルカやクジラを選ぶことはできませんので、あらかじめご了承ください。

イルカと握手

2012.01.30 トリーター:大内

2012/01/30 思いこみ


冬本番を迎える今日この頃、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
イルカショースタジアムでは、時折プールから湯気が出る中、きずな/kizunaをお送りしています。
そんな きずな/kizunaで、先日こんなことがありました。

私が担当しているオキゴンドウのセーラーは、昨年の夏より「スピンジャンプ」ができるようになりました。
「スピンジャンプ」のサインというのは、右手で1回、円を描く様に回すというものなのです。
そのサインとよく似ているサインが、「スピンスイム」という泳ぎながら回転をする種目のサインです。
このサインは動きながら右手で数回円を描くというものなんですが、セーラーにとってこのサインの違いがわかりづらく、「スピンジャンプ」が出来る様になった当初は、度々「スピンジャンプ」のサインを「スピンスイム」のサインと間違えて、「スピンジャンプ」のサインを出しても回転しながら泳いで行ってしまう、なんてことがありました。
そういうことがあってから、しばらく私は間違いやすい「スピンスイム」のサインを出さずに、「スピンジャンプ」のサインのみを半年近く出していたんです。
そして先日のきずな/kizunaの練習で、「スピンジャンプ」のサインの後に「スピンスイム」のサインを出してみることにしたのです。
先に出した「スピンジャンプ」のサインはいつものように勢い良く応えてくれたのですが、後に出した「スピンスイム」のサインでは、「スピンジャンプ」をしてしまったんです。
2回、3回と「スピンスイム」のサインを出しても、「スピンジャンプ」になってしまいました。
どうやらセーラーは、私が出す、右手で円を描くようなサインは全て「スピンジャンプ」のサインと思いこんでいたみたいなのです。
4回目にしてようやく、何か違うと思ったのか「スピンスイム」をしてくれたんです。
今では思いこみも解消されて、「スピンジャンプ」と「スピンスイム」のサインをきっちり見分けてやってくれるようになりました。
人だけでなく、動物にも思いこみがあるんだなと思った一幕でした。

みなさん、セーラーの「スピンジャンプ」、そして「スピンスイム」を是非見に来てください。
セーラー共々お待ちしています。

きずな/kizuna

2012.01.29 トリーター:北嶋

2012/01/29 好きすぎて。


みなさんは自分の仕事が好きですか。
わたしは大好きです。
毎日魚やクラゲに接していると、もう、たまらなくその魅力に捉われてしまいます。
仕事だけでは物足りず(?)家にも水槽があったり、休みでも海や川に出かけたりもします。
そして、身の回りのものは魚やクラゲやカメ、カエルなどいつも接している生き物をモチーフにしたものばかり。
クラゲ柄の服を着て、マグロ(のぬいぐるみ)が群れで泳ぐ部屋で魚模様の布団にくるまって寝ています。
ついつい、見つけると買ってしまう、ちょっとした病気のようなものです。

この仕事は、もともと生き物が好きで働いているひとが多いので、私と同じような症状が周りでもよく見られます。
飼育員の事務室やロッカールームでは、
「ねえねえ、このお店、知っていますか?」
「なになに?」
「今シーズンのコレクションでクラゲと魚の服や小物がいっぱい売っているんです!」
「えーっっ!!そりゃやばいですね。」
「帰りに行かなきゃ。」

次の日。
「早速いってきちゃいました〜。」
「誘惑に負けてこんなに買ってしまいました。」
「こりゃなんてかわいいの。」
なんて会話がよく繰り広げられています。
ですから、水族館の売店は宝の山に見えます。
おそらくトリーターは良い上客でしょう。
また、これはそれぞれの好みですが、デフォルメOKだったり、いやいやリアリティが大事だ、という人もいます。
私的には、どちらも好きなのですが、ウミウシの腹足までちゃんとある、とかクラゲの口腕(レースみたいなひらひらしたところ)がちゃんと4本ある、とか細かいポイントがリアルだと胸キュンしてしまいます。
きっと魚が好きになったきっかけ、クラゲが好きになったきっかけが「生き物」ではなく、「キャラクター」だったり「アイテム」だったりする方も沢山いるのではないでしょうか。
そこからリアルな生き物も見に来てほしいです。
両方見比べて楽しむなんて贅沢。
生き物って、いつも違う新しい発見があって、飽きさせない魅力があって、知れば知るほど好きになってしまう。
魅惑に取りつかれた戯言でした。

2012.01.27 トリーター:笠川

2012/01/27 今週のおすすめ


もうすぐ1月も終わりですね。
また新しい月になるとテーマ水槽など展示が変わります。変わってしまう前に、いろいろと見逃している方、ぜひチェックしてみて下さい。

それでは、私から何点かオススメな生き物をあげたいと思います。

1月は新年、おめでたムードの月です。そして来月2月は、バレンタインがあります。
この2ヶ月はあちこちで「赤色」をよく見る時期な気がします。おめでたカラーの赤色、情熱の色の赤色、目を引く魅力的なカラーです。
ということで、色鮮やかな美しい赤色をした生き物をいくつかご紹介します。

○アジアアロワナ(レッド)
 相模の海ゾーン 出会いの海付近
館内に入るとまず目に入ると思います。「金」と「赤」の2匹のアロワナがゆったりと泳いでいます。美しいです。

また、冷たい海・暖かい海ゾーンでは、シルバーアロワナのジャンプを見ることが出来ます。給餌時間に餌めがけてジャンプするアロワナ、まだ見ていないという方、今度の土曜・日曜が最後のチャンスです。

○アカマツカサ
 相模の海ゾーン 相模湾大水槽
名前の通り赤色をしています。
体の感じが(ウロコが)松かさ(松ぼっくり)みたいだということからそんな名前がついたみたいです。
???相模湾大水槽にそんな赤い松ぼっくりみたいな魚いたかな??と思った方、います!
でも、普段は隅の暗い所にいるので、なかなか見かけることが出来ません。なので、ぜひ、ダイビングショー「フィンズ」でリクエストしてみて下さい。カメラを持ったダイバーがグッと近づいて大アップで紹介してくれます。

○エビスダイ
 深海コーナー クラゲファンタジーホール手前
いかにも、おめでたい名前の魚です。恵比寿様は豊漁の神様です。水産関係者としてはありがたい神様です。
このエビスダイ、実にきれいな赤色をしています。
でも実は、深海ではこの赤色は保護色になります。
ウロコがとてもかたく、鎧(よろい)みたいだということで、ヨロイダイと言われることもあるようです。
大きな目がとってもキュートで、じ〜っとこっちを見ているように感じて、あっ!目があったかも!と思ったら、パッとそらされた??そんな風に感じてしまう素振りがあります。小悪魔のようです(笑)。

○アカクラゲ
 クラゲファンタジーホール
なが〜い触手をたなびかせて、実に優雅で美しいです。
かさのしま模様も個体ごとに違い、いろいろな柄があり、もし、かさの上が見えるチャンスがあったら、ぜひじっくり見てみて下さい。ちょっと変わったしま模様の個体もいます。
あと、赤い触手が何だか運命の赤い糸!?のように見えてきて、絡みそうで絡まらない(絡んでしまったら大変なんです)そんな風景を、ぜひゆっくり立ち止まって、または椅子に腰かけて、眺めてみて下さい。

こんな感じで、まだまだ赤色の生き物はいますが、皆さんでぜひ探して見て下さい。
生き物たちの持つ色って、本当に様々で、「赤」といってもいろんな赤色があります。どの色も魅力的です。

ご来館、お待ちしております。

2012.01.26 トリーター:秋山

2012/01/26 ピック、お願いだから・・・


初登場から二ヶ月半が経ち、ショー中に、お子様から
「ピック〜!ピック〜!!」
と名前を呼んでもらえる様にまで成長したピック。
日誌をご覧頂いている皆さんにも、そろそろ覚えて頂けたでしょうか。

ピックのことを好きになってくれたり、応援してくれたり、気にかけて頂けたりするのは、担当している私にとっても、とても嬉しい事です。

とは言っても、担当者である以上、ピックの健康管理はもちろんの事、トレーニングの成果を発揮出来る様、しっかり責任を持って接しなければなりません。

が、しかし・・・

そのピックは、奮闘中の頃よりも増して、がむしゃらぶりを発揮しています。
突然ランディングするのは、現在も変わっていません。

そして、ようやく最近覚えたお腹側を上にしたジャンプがあるんですが、結構気に入ったのか、背中側を上にしたジャンプをしてねという合図を出しても、尾鰭でバイバイしてねという合図を出しても、お腹側を上にしてジャンプしています・・・

しかも、かなり張り切って…

それだと、私とピックの息の合った所をお見せ出来ないので、「ピック、お願いだから、合図をよく見て!次は、この合図だよ!」という気持ちで接している、今日この頃です。
ぜひ、そんなピックとの様子を見に、遊びに来て下さい!!

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