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世界唯一・潜水調査船からしか見られない深海の環境を再現
「化学合成生態系水槽」の展示開始

2007年3月17日(土)〜

深海コーナー

3月17日(土)より深海コーナーをリニューアルし、深海の不思議な世界を凝縮した新しい展示水槽「化学合成生態系水槽」の展示を開始致しました。
化学合成生態系水槽
 この水槽は、近年になって深海で発見された生態系、熱水噴出域冷湧水域で生きる不思議な深海生物を、その環境とともに観察できる水槽です。
世界にある深海底の熱水噴出域と冷湧水域の特徴を凝縮し、その生態系を再現しました。これまでの地球生命の常識をくつがえす、もう一つの生態系の姿がここにあります。
 つい最近まで、地球上の全ての生物は太陽の恩恵を受け、その光や熱によって作られたものを食べて生きていると思われてきました。
私たち人間を含め、全ての生物は“太陽によって生かされている生物” 『光合成生態系』だと信じられてきたのです。
 しかし、今から約30年ほど前に、深海の熱水噴出域や冷湧水域から、地球が作り出しているものをエネルギーとして生きている生物たちが発見されたのです。言いかえると“地球を食べる生物”、それが『化学合成生態系』です。
 世界で唯一、これまでは潜水調査船からしか見ることが出来なかった深海の化学合成生態系の世界をご覧下さい。

「化学合成生態系水槽」は、新江ノ島水族館ならび海洋研究開発機構(JAMSTEC)で発明した新システムです。
「化学合成生態系水槽」で展示飼育中の「ゴエモンコシオリエビ」は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の有人潜水調査船「しんかい6500」の潜航調査航海(YK07-04)の第999回目の潜航において、鳩間海丘の水深1,500mの地点より採集されたものです。
なお、この航海中に「しんかい6500」は、記念すべき第1,000回目の潜航を達成しています。


化学合成生態系水槽
化学合成生態系水槽

日本初!深海生物の長期飼育に挑戦する「深海コーナー」

深海は、水深200m以上の深い海。
太陽の光が届かないため真っ暗で、水温も低く、高い水圧がかかります。
目の前に広がる相模湾が駿河湾や富山湾とあわせて深海底をもつ内湾として世界的にも有名なことから、ここ「深海コーナー」を通じて、世界の海の99%を占める深海の不思議な世界を紹介します。

また当館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と協力し、日本で初めてとなる深海生物の長期飼育法に関する共同研究を実施中。この「深海コーナー」では、共同研究を実施するための研究室を設け、これまで難しいとされてきた様々な深海生物の長期飼育技術開発を行うと共に、その様子を逐次公開、深海研究の最前線を紹介します。

海洋研究開発機構について

独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、海洋を中心とした地球の調査・研究開発を行っている機関です。
その使命として海洋・地球の調査・研究開発を通じ、
・地球環境変動から人類の持続的発展を守る。
・海底地殻変動(地震)などによる災害からの安全安心を確保する。
・経済と生活の向上に資する。
・海洋と地球についての知を深め人類の知的財産を豊かにする。
の4つがあります。
JAMSTECが実施する多くの研究・開発のうち深海研究は、世界の(深海研究の)中心的役割を担っています。

◎共同研究機関
 独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)
◎関連施設
 国際海洋環境情報センター(GODAC)

深海コーナー
深海コーナー
高圧環境水槽
高圧環境水槽
深海生物標本展示
深海生物標本展示
今月のおおすすめ生物紹介
今月のおおすすめ生物紹介

世界最大のダンゴムシのなかま
「ダイオウグソクムシ」(大王具足虫)の展示開始!
〜深海にすみ体長45cmになるダンゴムシ〜


9月6日(木)より深海コーナーにおいて、深海に生息し、成長すると体長45cmになる世界最大のダンゴムシのなかま「ダイオウグソクムシ」の展示を開始いたしました。
また、当館では.. 続きを読む

ダイオウグソクムシ
ダイオウグソクムシ

貴重な深海生物を一挙公開
「シンカイコシオリエビの一種」「オウナガイ」の生体展示を開始

シンカイコシオリエビの一種
学名 Munidopsis sp.
相模湾初.. 続きを読む

シンカイコシオリエビの一種
シンカイコシオリエビの一種

世界初の展示飼育
深海の熱水噴出域のみに生息する、1属1種の巻貝
「ヨモツヘグイニナ」の生体展示を開始


「ヨモツヘグイニナ」は、南太平洋のノースフィジー海盆、ラウ海盆、およびパプアニューギニアのマヌス海盆熱水噴出域にしか見つかっていない、1属1種の巻貝です。殻頂(貝殻の先の部分)が欠けてい.. 続きを読む

ヨモツヘグイニナ
ヨモツヘグイニナ

伊豆・小笠原弧 明神海丘の熱水噴出域に生息する
貴重な深海生物「ミョウジンシンカイコシオリエビ」の生体展示開始


「ミョウジンシンカイコシオリエビ」は、伊豆・小笠原弧の水深1,250mにある明神海丘の熱水噴出域に生息しています。
身体も眼も白色で脚が4対しか見えませんが、残りの1対は甲羅.. 続きを読む

ミョウジンシンカイコシオリエビ
ミョウジンシンカイコシオリエビ

相模湾に生息する深海魚の新種記載種
「スザクゲンゲ」の生体展示を開始


相模湾熱海沖の深海より採集した深海魚の新種記載種「スザクゲンゲ」の生体展示を9月2日(土)より、深海コーナーにて開始しました。

「スザクゲンゲ」は2006年に初.. 続きを読む

スザクゲンゲ
スザクゲンゲ

沖縄の深海の熱水噴出域より採集した
「オハラエビの仲間」「熱水性フジツボの仲間」
などの生体展示を開始

8月7日(月)より、沖縄の深海の熱水噴出域より採集した「オハラエビの仲間」「熱水性フジツボの仲間」など5種類の珍しい生物の展示を深海コーナーにて開始致しました。

これらの生.. 続きを読む

オハラエビの仲間(Alvinocaris sp.)
オハラエビの仲間(Alvinocaris sp.)

〜3月31日より世界初公開・インド洋の深海生物〜
硫化鉄の鱗を鎧のように身にまとった巻貝として
世界中で話題になった「ウロコフネタマガイ」
(俗称:スケーリーフット)、標本展示中!

俗称:スケーリーフット〔鱗のある足(をもつ巻貝)〕と呼ばれるこの貝は、2001年に世界で初めてインド洋の深海にて採集・学術発表され、硫化鉄の鱗を鎧のように身にまとった巻貝として世界中で話題になりまし.. 続きを読む

ウロコフネタマガイ
ウロコフネタマガイ

世界初!日光海山熱水噴出域の生態展示と
貴重な深海生物「オハラエビの1種」の飼育展示を開始!


新江ノ島水族館では、12月3日(土)より世界で初めての日光海山熱水噴出域の生態展示と貴重な深海生物「オハラエビの1種」の飼育展示を深海コーナーにて開始しました。

.. 続きを読む

オハラエビの一種
オハラエビの一種

世界初!貴重な深海生物「ゴエモンコシオリエビ」展示飼育開始!

『ゴエモンコシオリエビ』は深海に生息するエビ・カニの仲間で、深海700〜1,600mの海底の岩の割れ目から300℃近い熱水が噴き出す熱水噴出孔のすぐ近くで、折り重なるように分布しています。しかし、直.. 続きを読む

ゴエモンコシオリエビ
ゴエモンコシオリエビ
シーウォーカーで水中観察
新江ノ島水族館 夜の探検隊
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