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日本初!深海生物の長期飼育に挑戦する「深海コーナー」

深海は、水深200m以上の深い海。
太陽の光が届かないため真っ暗で、水温も低く、高い水圧がかかります。
目の前に広がる相模湾が駿河湾や富山湾とあわせて深海底をもつ内湾として世界的にも有名なことから、ここ「深海コーナー」を通じて、世界の海の99%を占める深海の不思議な世界を紹介します。

また当館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と協力し、日本で初めてとなる深海生物の長期飼育法に関する共同研究を実施中。この「深海コーナー」では、共同研究を実施するための研究室を設け、これまで難しいとされてきた様々な深海生物の長期飼育技術開発を行うと共に、その様子を逐次公開、深海研究の最前線を紹介します。

深海コーナー
深海コーナー
高圧環境水槽
高圧環境水槽

化学合成生態系水槽 ―深海からのエネルギーに群がる―

この水槽は、近年になって発見された生態系、熱水噴出域と冷湧水域で生きる不思議な深海生物を、環境とともに観察できる水槽です。世界にある深海底の冷湧水域と熱水噴出域の特徴を凝縮し、その生態系を再現しました。
地球生命の常識をくつがえす、もう一つの生態系がここにあります。世界で唯一、潜水船でしか見られない3つの深海化学合成生態系の世界をごらんください。

熱水噴出域

海底火山の活動が活発なところには、マグマに熱せられた300℃以上にもなる熱水が、硫化水素やメタンなど地球のエキスを溶かし込んで、いきおいよく噴き出す熱水噴出域があります。

冷湧水域

海底プレートが地球の内部に入ってゆくところでは、海底から熱水と同じような成分の地球のエキスが絞り出されます。

鯨骨生物群集

海底に沈んだクジラの死体は、餌の少ない深海では大変なごちそうになります。さらに骨には脂分がたくさん含まれていて、この脂分が腐ってくると硫化水素やメタンが作られるので、熱水噴出域や冷湧水域とおなじような環境になります。

化学合成生態系水槽
化学合成生態系水槽
チムニーに群がるゴエモンコシオリエビ
チムニーに群がるゴエモンコシオリエビ

海洋研究開発機構について

独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、海洋を中心とした地球の調査・研究開発を行っている機関です。
その使命として海洋・地球の調査・研究開発を通じ、
・地球環境変動から人類の持続的発展を守る。
・海底地殻変動(地震)などによる災害からの安全安心を確保する。
・経済と生活の向上に資する。
・海洋と地球についての知を深め人類の知的財産を豊かにする。
の4つがあります。
JAMSTECが実施する多くの研究・開発のうち深海研究は、世界の(深海研究の)中心的役割を担っています。

沖縄南方沖の深海に生息する貴重な深海生物
「ヨツバカワリギンチャク」、「ミノエビ」を飼育

独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)との本年度第一回目の調査航海の成果報告として、沖縄南方沖にて採集された貴重な深海生物「ヨツバカワリギンチャク」と「ミノエビ」の飼育を開始しました。 続きを読む

ヨツバカワリギンチャク
ヨツバカワリギンチャク

「ソコクラゲ」の生体展示を開始


富山湾の水深約800m地点にて採集されました。
クラゲの仲間ですがほとんど遊泳せず、海底の岩や生物などに付着して生活し、卵は岩に産みつけることが知られています。
.. 続きを読む

ソコクラゲ
ソコクラゲ

不思議な形の深海生物「オオグチボヤ」展示飼育開始


原索動物門の生物で、私たち脊椎動物の祖先にあたります。海底で大きな口のような入水孔を開けて、プランクトンなどの餌が入ってくるのを待っています。

このオオグチボヤ.. 続きを読む

オオグチボヤ (C)JAMSTEC
オオグチボヤ (C)JAMSTEC

世界初「オウギガニ科の一種」、世界初「オオマユイガイ属の一種」、新種「イデユウシノシタ」の生体展示を開始

<世界初展示>
オウギガニ科の一種
学名 Xanthidae gen. et. sp.
甲幅 約2cm
日光海山ではユノ.. 続きを読む

オウギガニ科の一種
オウギガニ科の一種

全身がほとんど脚!ヤマトトックリウミグモ展示開始


この姿から「ウミグモ」と呼ばれています。
陸のクモとは体のつくりが大きく違い、内臓が胴体に収まりきらず、脚の中にまで内臓や生殖腺が入り込んでいます。 .. 続きを読む

ヤマトトックリウミグモ
ヤマトトックリウミグモ

世界最大のダンゴムシのなかま
「ダイオウグソクムシ」(大王具足虫)の展示開始!
〜深海にすみ体長45cmになるダンゴムシ〜


2007年9月6日(木)より深海コーナーにおいて、深海に生息し、成長すると体長45cmになる世界最大のダンゴムシのなかま「ダイオウグソクムシ」の展示を開始いたしました。
当館.. 続きを読む

ダイオウグソクムシ
ダイオウグソクムシ

貴重な深海生物を一挙公開
「シンカイコシオリエビの一種」「オウナガイ」の生体展示を開始


シンカイコシオリエビの一種
学名 Munidopsis sp.
相模湾初島沖の水深850〜900mの冷湧水域で見ら.. 続きを読む

シンカイコシオリエビの一種
シンカイコシオリエビの一種

伊豆・小笠原弧 明神海丘の熱水噴出域に生息する
貴重な深海生物「ミョウジンシンカイコシオリエビ」の生体展示開始


「ミョウジンシンカイコシオリエビ」は、伊豆・小笠原弧の水深1,250mにある明神海丘の熱水噴出域に生息しています。
身体も眼も白色で脚が4対しか見えませんが、残りの1対は甲羅.. 続きを読む

ミョウジンシンカイコシオリエビ
ミョウジンシンカイコシオリエビ

相模湾に生息する深海魚の新種記載種
「スザクゲンゲ」の生体展示を開始


相模湾熱海沖の深海より採集した深海魚の新種記載種「スザクゲンゲ」の生体展示を9月2日(土)より、深海コーナーにて開始しました。

「スザクゲンゲ」は2006年に初.. 続きを読む

スザクゲンゲ
スザクゲンゲ

沖縄の深海の熱水噴出域より採集した
「オハラエビのなかま」「熱水性フジツボのなかま」
などの生体展示を開始

8月7日(月)より、沖縄の深海の熱水噴出域より採集した「オハラエビのなかま」「熱水性フジツボのなかま」など5種類の珍しい生物の展示を深海コーナーにて開始致しました。

これら.. 続きを読む

オハラエビのなかま(Alvinocaris sp.)
オハラエビのなかま(Alvinocaris sp.)
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