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ホーム > 展示 > 新着生物

新着生物

平家の怨念?“ヘイケガニ”の仲間

展示開始日:2018年5月19日(土)~

イズヘイケガニ

学名:Ethusa izuensis
十脚目 ヘイケガニ科
甲長: 約 1.2cm
採集場所: 駿河湾
水深: 50~200m
展示場所: 深海l


アシナガマメヘイケガニ
学名:Tymoius uncifer
十脚目 マメヘイケガニ科
甲長: 約 0.8cm
採集場所: 駿河湾
水深: 200~400m
展示場所: 深海l



ヘイケガニの仲間の甲羅には、人が怒ったような鬼面模様があります。

この鬼面模様は、壇ノ浦の合戦で敗れ、海に落ちた平家の怨念が乗り移ったものだという言い伝えがもとになっています。
イズヘイケガニやアシナガマメヘイケガニは、甲羅の大きさが 1cm前後ととても小さいカニですが、よく見てみると鬼面模様を見ることができます。
また、この仲間は深海の砂地から砂泥底で生活していて、海底に落ちた木片などを背中に背負っていることが多いので、普段は鬼面模様を隠して生活しています。

底曳き網漁で混獲されることがありますが、よい状態で採集されることの少ない深海性のカニです。

※生物の状態により、短期間の展示となる可能性があります。ご了承ください。


実は、なかなかお目にかかれない?!
深海のヤドカリの仲間

展示開始日:2018年5月19日(土)~

アカツノチュウコシオリエビ (赤角中腰折海老)

学名:Munida andamanica
十脚目 コシオリエビ科
甲長: 約 3cm
採集場所: 駿河湾
水深: 200~400m
展示場所: 深海l


コシオリエビの仲間は比較的浅い海で生活していて、大きさが 1cmに満たない種が岩の隙間などで多く見られます。
深海性のコシオリエビの仲間は、それに比べて大きめの種が多く「アカツノチュウコシオリエビ」もその中の一種です。
底曳き網漁で混獲されますが、それほど多くなく、なかなかお目にかかることができない深海生物でもあります。
水族館の深海コーナーでよく飼育されている「オオコシオリエビ」よりは、ハサミ脚が短く、全体的にずんぐりとした印象が強いです。

コシオリエビは、“エビ”とついていますが、実はヤドカリの仲間です。
カニの仲間は、歩脚(歩く脚)が 4対(8本)ですが、コシオリエビは歩脚が 3対(6本)でヤドカリの仲間になります。

※生物の状態により、短期間の展示となる可能性があります。ご了承ください。


青く美しい危険なデンキクラゲ「カツオノエボシ」展示!

展示開始日:2018年5月3日(祝・木)~

カツオノエボシ (鰹の烏帽子)

学名:Physalia physalis
英名:Portuguese Man of War
ヒドロ虫綱 管クラゲ目 カツオノエボシ科
採集場所:相模湾(片瀬海岸)


青く美しい烏帽子状の気泡体(浮き袋)が特徴で、風に乗って移動します。
役割の異なる個虫がたくさん集まって群体を形成しています。
触手はとても長く、強烈な毒をもつ危険なクラゲで、通称「デンキクラゲ」とも呼ばれます。

※短期間の展示となる可能性があります。ご了承ください。


丸い体がとってもキュート「ダンゴイカ科の一種」展示開始

展示開始日:2018年4月28日(土)~

ダンゴイカ科の一種

学名:Sepiolidae sp.
外套長(腕を除く体の大きさ): 約 4cm
採集場所: 相模湾(江の島地先)
展示場所: 相模湾ゾーン 相模湾キッズ水槽


ダンゴイカの仲間は、イカとしては小型で、丸い胴体(外套膜)と丸い耳状のヒレが特徴です。
今回の展示個体は、4月27日に江の島地先の定置網で漁獲されました。
体のサイズが 4cm程だったこと、水槽内ではいつも底にいて砂の中に潜り込む行動が見られたことから、ミミイカと考えられますが、本種とよく似た種類が複数あることから、ダンゴイカ科の一種としています。

砂に潜って目だけ出していることが多いですが、外に出ている時に茶色い背中をよく見ると、無数の色素胞が銀河の星々のように光り輝き、気分によって一瞬で色を変えます。
餌を見つけるとそろりと近づき、腕を伸ばし捕えて食べます。
可愛い姿をぜひご覧ください。

※生物の状態により、短期間の展示となる可能性があります。
※本種の生態から、砂に潜って見えなくなっている時があります。予めご了承ください。


鋭い目つきと真っ赤な指先「クシテガニ」展示開始

展示開始日:2018年4月27日(金)~

クシテガニ (櫛手蟹)

学名:Parasesarma affine
甲幅: 2~4cm
採集場所: 東京湾
展示場所: 相模湾ゾーン 干潟水槽


東京湾から九州、中国、台湾に分布します。
今回展示した個体は、東京湾で行われた調査で採集されたものです。
先端が赤いハサミの上縁に、クシを思わせる凹凸が並ぶのが和名の由来となっています。

干潟の発達する河口域に生息します。
生息環境の減少から希少な種となっており、日本ベントス学会による「海岸ベントスのレッドデータブック」で、絶滅危惧II類に指定されています。
相模湾での記録は、1980年代以前の図鑑に生息が明記されているものの、当館が行っている近年の調査では確認されていません。
干潟水槽内に設置してある小水槽内に展示しました。

生きた状態で展示されることがほとんどない珍ガニを、ぜひご覧ください。

※本種の生態から、隙間に潜んで見えにくい時があります。ご了承ください。

関連航海採集日誌
2018/02/28 東京湾干潟調査


春本番!おめで鯛「キダイ」を展示開始!

展示開始日:2018年4月23日(月)~

キダイ (黄鯛)

学名:Dentex hypselosomus
英名:Yellowback seabream
スズキ目 タイ科
採集場所:江の島沖(水深 78m)のアマダイ釣りにて採集
展示場所:太平洋 (冷たい海)


マダイ、チダイなどと共に、名前にタイのつく魚の一種です。
成長しても 40cm程にしかならず、背には黄色い斑紋があるのが特徴です。
30m以深の海底近くにすむため、沖合いの底引き網や釣り等で漁獲されます。
本個体は江の島沖(水深 78m)のアマダイ釣りにて採集されました。
食用としても美味しいため、マダイの代用ではなく、別名レンコダイと呼んで珍重される場合もあります。

当館では、チカメキントキやアカアマダイ、ヒメ等の同じ赤い体色の魚たちと混泳していますが、紅、朱、橙、緋・・・ 何十種もある和色の赤に当てはめて見比べていただくと、ちょっと楽しいかもしれません。


硬そうな名前ですが、実はとても柔らかい
「ツノクラゲ」展示開始

展示開始日:2018年4月21日(土)~

ツノクラゲ (角水母)

学名:Leucothea japonica
有櫛動物門 有触手綱 カブトクラゲ目 ツノクラゲ科 ツノクラゲ属
体長:最大で 20cmほど
展示場所:クラゲサイエンス


「ツノクラゲ」は体表に角状の突起が多数あるのが特徴です。
クシクラゲの仲間の中では、大型の種類で、体長は 20cmほどまでになりますが、とても柔らかく、少しの接触や水流でも壊れてしまうことがあります。
江の島周辺でも採集されたことはありますが、とても稀です。

今回の個体は、長崎県佐世保市にある九十九島水族館の協力を得て、えのすいトリーターが細心の注意を払って採集・梱包を行い、展示に至ったものです。
※生物の状態により、短期間の展示なる可能性があります。ご了承ください。

[協 力] 佐世保パールシーリゾート九十九島水族館 海きらら


ヒゲダイが身だしなみを整えた?「ヒゲソリダイ」展示開始

展示開始日:2018年4月18日(水)~

ヒゲソリダイ (髭剃り鯛)

学名:Hapalogenys nigripinnis
スズキ目 イサキ科
全長 約 30㎝
採集場所:相模湾(江の島地先)
展示場所:相模湾ゾーン 湘南港水槽


青森県から九州までの日本と、朝鮮半島から中国、台湾に分布しており、水深 20~80mの大陸棚砂泥域に生息します。
今回の展示個体は、2018年3月11日に江の島地先の定置網で漁獲されました。
相模湾では少なく、新江ノ島水族館への搬入歴は過去に数回あるだけです。
姿かたちがよく似た種類として、同じイサキ科のヒゲダイとコショウダイが相模湾大水槽にいます。
ヒゲソリダイは、体側に斜めに走るストライプ模様がコショウダイの若い個体に、体高がある体つきと尖った精悍な顔つきはヒゲダイに、それぞれよく似ています。
そして、その和名が示す通り、その下あごにはひげが目立ちませんが、よく見ると、ごく短いひげが、細かく並んでいます。
際立った特徴はないものの、他に類を見ない雰囲気を持つ珍しい「ヒゲソリダイ」を、ぜひご覧ください。


“蛇腹ホース”が動く!?「ミョウガガイ」

展示開始日:2018年3月29日(木)~

ミョウガガイ (茗荷貝)

学名:Scalpellum stearnsi
節足動物門 有柄目 ミョウガガイ科
全長:約 10cm
採集場所:相模湾(江の島地先)
展示場所:深海l


深場の岩などで固着生活をしています。
石灰質の殻板で被われた蛇腹ホースのような柄の部分と四角い殻の頭状部に分かれ、その風貌がとても奇妙な生き物です。
よく見ると四角い頭状部がどことなく・・・
「茗荷(みょうが)」に似ている・・・
「ミョウガガイ」の名前の由来でしょうか・・・。

ミョウガガイは、「カイ」と名前についていますが貝の仲間ではなく、エビやカニと同じ甲殻類の仲間ですが、どちらかというと磯で見られるフジツボやカメノテに近い仲間です。
この仲間は 19世紀前半までは貝の仲間の「軟体動物」とされていて、その後生活史が判明したことで「節足動物」に含まれるようになった、特異な経歴を持っています。
頭状部の中には、生きるためのすべての器官が詰まっていて、さらには曼脚といわれる熊手のような器官を使って流れてくるプランクトンをキャッチしています。
プランクトンをキャッチしやすいように“蛇腹ホース“を動かして、流れに合わせて曼脚の向きを変えています。

ミョウガガイ科の仲間は、さらに深い深海の熱水噴出域や湧水域にまで見ることができます。
有柄目はその生息範囲を磯から深海まで広げている、とても珍しい仲間たちです。

※生物の状態により、短期間の展示なる可能性があります。ご了承ください。


ポコポコ泳ぐかわいらしいクラゲ
「キャノンボールジェリー」展示開始

展示開始日:2018年2月1日(木)~

キャノンボールジェリー

学名:Stomolophus meleagris
傘の直径:3cm
展示場所:クラゲファンタジーホール


「キャノンボールジェリー」は南米の東岸を中心に太平洋・大西洋の数箇所で確認されている根口クラゲの仲間です。
食用にされており、加工されたクラゲは日本へも輸入されてきます。

展示個体は、2017年12月にフランスのパリ水族館よりポリプを譲り受け、当館にて育てたものです。
ポリプの搬入と同時にストロビレーションが始まり、100個体以上のエフィラ幼生を得ることができました。
約50日が経過した現在、傘の直径は3cmほどに達し、水槽の中を元気に泳ぎ回っています。


パリ水族館とは、お互いのクラゲの飼育・繁殖の技術の向上を目的に交流を行っています。
当館からは、当館育ちの「ブルージェリー」のポリプを贈りました。



平家の怨念?“ヘイケガニ”の仲間

実は、なかなかお目にかかれない?! 深海のヤドカリの仲間

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