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新着生物

世界初「オウギガニ科の一種」、世界初「オオマユイガイ属の一種」、新種「イデユウシノシタ」の生体展示を開始

展示開始日:2009年4月26日(日)〜

オウギガニ科の一種、オオマユイガイ属の一種、イデユウシノシタ

<世界初展示>
オウギガニ科の一種
学名 Xanthidae gen. et. sp.
甲幅 約2cm
日光海山ではユノハナガニと同所的に生息しています。
ユノハナガニほど密度は高くはありませんが、ユノハナガニを採集する時に何個体か混じります。ハサミの先端が黒く、また白いユノハナガニに比べ赤褐色をした体色が特徴です。

<世界初展示>
オオマユイガイ属の一種
学名 Gigantidas sp.
殻長 約12cm
本種は熱水噴出域付近に生息していますが、共生細菌についても詳しくはわかっていない二枚貝です。
海底の岩やハオリムシの群集に足糸と呼ばれる糸を使い付着しています。

<新種>
イデユウシノシタ
学名 Symphursus thermophilus
殻長 約8cm
本種は2008年に新種として記載されました。当館では記載される前、同海域で採集された本種をアズマガレイ属の一種として展示を行っていました。
熱水噴出域周辺やハオリムシの群集、礫の上などで見られ海底にエサを置くと集まってきます。

北部マリアナ海域にある日光海山には水深450〜500mに熱水が噴出しており、その周辺には深海生物のユノハナガニ、オハラエビの仲間、サツマハオリムシなど非常にたくさんの生物が生息しています。
今回は日光海山の熱水噴出域、水深約460m地点にて採集されたユノハナガニ、サツマハオリムシ、タギリカクレエビ、トウロウオハラエビの4種に加え、世界初展示となる「オウギガニ科の一種」と「オオマユイガイ属の一種」、2008年に新種記載された「イデユウシノシタ」の3種を展示開始しました。

展示飼育を開始した「オウギガニ科の一種」「オオマユイガイ属の一種」「イデユウシノシタ」は、2009年4月10日〜4月20日に行われた海洋研究開発機構(JAMSTEC)の伊豆 小笠原弧 明神海丘・北部マリアナ海域 日光海山調査(NT09-05)において、調査船「なつしま/ハイパードルフィン」により採集されました。

新江ノ島水族館は現在、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています。

全身がほとんど脚!ヤマトトックリウミグモ展示開始

展示開始日:2009年1月27日〜

ヤマトトックリウミグモ (大和徳利海蜘蛛)

学名:Ascorhynchus japonicus
脚をのばした長さ 約10cm
駿河湾 水深300mのトロールにて採集


この姿から「ウミグモ」と呼ばれています。
陸のクモとは体のつくりが大きく違い、内臓が胴体に収まりきらず、脚の中にまで内臓や生殖腺が入り込んでいます。

えのすい初「コティロリーザ・ツベルクラータ」展示開始

展示開始日:2009年1月5日〜

コティロリーザ・ツベルクラータ

学名:Cotylorhiza tuberculata
鉢虫綱 根口クラゲ目 イボクラゲ科
傘径約3cm


地中海産のクラゲです。
ドイツのベルリン動物園水族館からいただいたポリプから生まれました。
傘の中央が丸く膨らんだ、帽子のような形と、口腕の先端の紫色が特徴的です。

今年2頭目のバンドウイルカの赤ちゃんが誕生しました!

展示開始日:2008年6月12日〜

バンドウイルカの赤ちゃん

学名:Tursiops truncatus
英名:Bottlenose dolphin
漢字名:阪東海豚
新江ノ島水族館生まれ 飼育下四世


6月12日(木)13時41分にバンドウイルカの「ミュー」が出産、元気な赤ちゃんが誕生しました。
母親と一緒にブリーディング・プール(イルカショースタジアム/メインプール横)の中を元気に泳いでおり、ここまでのところ母子ともに健康です。

現在このブリーディング・プールには、6月4日に誕生したバンドウイルカの赤ちゃんとその母親「シリアス」もおり、2組の親子が一緒に生活しています。

バンドウイルカの赤ちゃんに関するデータ
・新江ノ島水族館で誕生した飼育下四世のイルカ
・誕生日   2008年6月12日
・性別    メス
・体長    約130cm(推定)
・体重    約30kg(推定)
・母親    ミュー(野生個体)
・父親    パル(飼育下三世)

※皆様から愛称を募集し、9月13日の命名式で「ピック」と名付けられました。


バンドウイルカ
世界各地の熱帯から冷温帯の海に広く分布
日本近海では冬に東海・北九州以南、夏には北海道以南で見られる
体長3m、体重300kg、背中側が灰黒色、お腹側が白っぽい体色

バンドウイルカの赤ちゃんが誕生しました!

展示開始日:2008年6月5日〜

バンドウイルカの赤ちゃん

学名:Tursiops truncatus
英名:Bottlenose dolphin
漢字名:阪東海豚
新江ノ島水族館生まれ 飼育下四世


6月4日(水)22時45分にバンドウイルカの「シリアス」が出産、元気な赤ちゃんが誕生し、現在母親と一緒にブリーディング・プール(イルカショースタジアム/メインプール横)の中を元気に泳いでおります。

バンドウイルカの赤ちゃんに関するデータ
・新江ノ島水族館で誕生した飼育下四世のイルカ
・誕生日   2008年6月4日
・性別    オス
・体長    約130cm(推定)
・体重    約30kg(推定)
・母親    シリアス(野生個体)
・父親    パル(飼育下三世)

※皆様から愛称を募集し、9月13日の命名式で「オリン」と名付けられました。


バンドウイルカ
世界各地の熱帯から冷温帯の海に広く分布
日本近海では冬に東海・北九州以南、夏には北海道以南で見られる
体長3m、体重300kg、背中側が灰黒色、お腹側が白っぽい体色

新江ノ島水族館初!
フンボルトペンギンの雛がご覧いただけます。

展示開始日:3月17日誕生/5月25日頃〜

フンボルトペンギンの雛

学名:Spheniscus humboldti
ペンギン目 ペンギン科
新江ノ島水族館生まれ


新江ノ島水族館としては初めてとなるフンボルトペンギンの雛が、5月25日より、巣箱から出てくるようになりました。現在では、擬岩の上に立っていたり、プールを泳いでいたりするようすが、ほとんどの時間帯にご覧いただけます。

3月17日に孵化した雛は、先日、赤ちゃんのやわらかい羽毛から、親と同様の防水タイプの羽毛に換毛を終えたばかりです。とは言え、まだ雛の羽毛ですから、胸の太くて黒い一本の帯模様はなく、白と黒のツートン模様にもなっていません。頭部が黒っぽくて、体は背中側が灰色でお腹側が白色、羽に唯一タグ(名札)がついていないのが特徴です。
現在は、親が吐き戻した半分消化された小魚(カタクチイワシなど)を食べています。

フンボルトペンギンの雛に関するデータ
・新江ノ島水族館で誕生した初めてのフンボルトペンギンの赤ちゃん
・産卵日  2008年2月5日
・孵化日  2008年3月17日
・性別    不明
・雛の体長 約50cm(推定)
・雛の体重 約3,800g(5月22日現在)
・母親    ハク(タグの色/紅白)
・父親    ジャンボ(タグの色/黒)

※皆様から愛称を募集し、9月13日の命名式で「コハク」と名付けられました。


フンボルトペンギン
南アメリカのチリ、ペルー沿岸に分布。
南極海からの寒流、フンボルト海流が流れる地域の沿岸に
すんでいることが名前の由来。
胸を横切る一本の黒い帯模様が特徴。
体長70cm前後 体重4〜6kg

世界最大のダンゴムシのなかま
「ダイオウグソクムシ」(大王具足虫)の展示開始!
〜深海にすみ体長45cmになるダンゴムシ〜

展示開始日:2007年9月6日〜

ダイオウグソクムシ

学名:Bathynomus giganteus
英名:Giant isopod
節足動物門 甲殻綱 等脚目 スナホリムシ科
採集場所: アメリカ東海岸の水深800メートルの地点で採集
生 息 地: 大西洋、インド洋の水深170〜2,500mに生息


2007年9月6日(木)より深海コーナーにおいて、深海に生息し、成長すると体長45cmになる世界最大のダンゴムシのなかま「ダイオウグソクムシ」の展示を開始いたしました。
当館では初の展示となり、とにかく“巨大”な「ダイオウグソクムシ」の展示に合わせ、日本最大のダンゴムシのなかま「オオグソクムシ」や、メガネのような特徴的な目を持ち吸血性の食性で知られる「メナガグソクムシ」、落ち葉や石、植木ばちの下などでよく見ることができる「オカダンゴムシ」なども合わせてご紹介しています。
大小、水陸さまざまなダンゴムシのなかまを比較してお楽しみ下さい。

ダイオウグソクムシは、陸上に生息するダンゴムシやワラジムシ、フナムシなどと同じ等脚目の生物です。ダイオウという和名が示す通り、9,000種以上が存在するとされる等脚目の中で最大の大きさを誇り、世界最大のダンゴムシのなかまとして知られています。

驚くのはやはりその大きさで、成長すると体長約45cm、体重は1.7kgにも達します。猫や小型犬と同じくらいの大きさのダンゴムシですから、日本人の一般的な認識からすれば驚くほかありません。
食性は肉食性で、死んだ生物の腐肉や弱って動きが鈍くなった生物を捕らえて食べるほか、海面から落ちてくる有機物なども食べるため、“海の掃除屋”としての役目も担っています。

また、和名のグソク(具足)は日本の鎧・兜を表す言葉ですが、背中側はまさに鎧・兜のような十数枚の頑丈な甲羅で覆われ、腹側には7対の歩脚の他に、脚が板状に変化した大きな遊泳脚を持っています。この遊泳脚とエビのような扇状の尾を使い、水中を飛ぶように泳ぐことができます。実はこのダイオウグソクムシをはじめ、等脚目の大半は海の中で暮らしています。

ダンゴムシは私たちにとって身近な生物ですが、海でくらす等脚目のなかまが陸に上って生活の場を拡大していった生物の進化の過程を教えてくれる存在でもあるのです。

なお、今回展示飼育する個体はアメリカ東海岸の水深800mの地点で採集されたもので、展示数は2匹です。体長約35cm、体重は1.3kgで、日本最大の「オオグソクムシ」(体長15cm、体重約40g)と比較しても驚くべき大きさです。


※メナガグソクムシの展示は終了いたしました。

貴重な深海生物を一挙公開
「シンカイコシオリエビの一種」「オウナガイ」の生体展示を開始

展示開始日:2007年4月26日(木)〜

シンカイコシオリエビの一種、オウナガイ

シンカイコシオリエビの一種
学名 Munidopsis sp.
相模湾初島沖の水深850〜900mの冷湧水域で見られます。これまでの調査でも採集例はありますが、シンカイコシオリエビの仲間が状態よく生きて採集されるのは稀です。昨年末の潜航調査で採集されたミョウジンシンカイコシオリエビに続く例となりますが、状態の良い本種の採集は今回が初めてです。
背甲長 約1.5cm/2個体展示

オウナガイ <日本初展示>
学名 Conchocele bisecta  
ハナシガイ科の1種で、相模湾初島沖の水深850〜900mの冷湧水域でシロウリガイのコロニーの中に混在して見られます。殻の後部にシワがあることや、二枚の殻を合わせているちょうつがいの部分に凸凹がないことを歯がないことに見立て、オウナ(老婆)と名付けられました。
殻長 約10cm/3個体展示

展示飼育を開始した「シンカイコシオリエビの一種」「オウナガイ」は、2007年4月4日〜2007年4月10日に行われた深海生物調査(YK07-05)において、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の有人潜水調査船「しんかい6500」により、相模湾初島沖の水深1,000mより採集されました。

新江ノ島水族館は現在、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています。

※同時に展示していた「クロカムリクラゲ」「ホウズキイカ」「アカドンコの一種」の展示は終了いたしました。

伊豆・小笠原弧 明神海丘の熱水噴出域に生息する
貴重な深海生物「ミョウジンシンカイコシオリエビ」の生体展示開始

展示開始日:2006年12月26日(火)〜

ミョウジンシンカイコシオリエビ

学名:Minidopsis sp.
伊豆・小笠原弧の明神海丘水深約1,250mから採集


「ミョウジンシンカイコシオリエビ」は、伊豆・小笠原弧の水深1,250mにある明神海丘の熱水噴出域に生息しています。
身体も眼も白色で脚が4対しか見えませんが、残りの1対は甲羅の下に隠れていて、身体をクリーニングするときなどに出てきます。
これまで他のシンカイコシオリエビ類で飼育を試みてきましたが、船上に上げるとすでに瀕死の状態が多く、飼育までには至りませんでした。
今回(12月19日〜25日)実施した深海調査航海で、大型の個体は船上に上げても生きている個体が多いことが分かり、飼育できる見込みができました。
おそらく生きたシンカイコシオリエビ類の展示は世界初と思われます。


今回展示飼育を行なう「ミョウジンシンカイコシオリエビ」は、2006年12月19日から25日に行われた海洋研究開発機構(JAMSTEC)の「なつしま」航海(NT06-23)で無人探査機「ハイパードルフィン」によって、伊豆・小笠原弧の明神海丘水深約1,250mから採集されました。今回の調査研究では11個体を採集、展示数は5個体です。

新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています。

世界最大級の「タカアシガニ」展示飼育開始

展示開始日:2006年10月17日(火)〜

タカアシガニ (高脚蟹)

学名:Macrocheira kaempferi
英名:Japancss giant crab
採集場所:伊豆 戸田

オープン以来「相模の海ゾーン」で展示飼育中のタカアシガニですが、2006年10月中旬、伊豆より一際大きなタカアシガニが採集され、10月17日(火)より、同コーナーにて展示飼育を開始しました。ハサミ脚を広げると、その幅 約2m50cm。世界最大のカニの名にふさわしい、立派なタカアシガニをぜひご覧下さい。
世界最大の甲殻類タカアシガニは、日本の霊峰富士のふもと日本最深の湾である駿河湾を中心にした、水深200〜500mの深海底に生息しています。オスは長いハサミ脚を広げると、その幅3mを越え、大きなものは4mになります。