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新着生物

相模川から再確認。ハサミにフサフサを持つ希少種
「タイワンヒライソモドキ」展示開始

展示開始日:2017年9月3日(日)~

タイワンヒライソモドキ (台湾平磯擬き)

学名:Ptychognathus ishii
甲幅:0.7 cm
展示場所:相模湾ゾーン 相模湾キッズ水槽


江の島でおなじみのイソガニ類によく似た形ですが、甲らの縁にあるくぼみの数が少なく、足の付け根に毛が生えていること、オスのはさみの外側だけに毛がフサフサと密生しているといった違いがあります。

淡水と海水が入り混じる汽水域に生息します。
関東中部からインドネシアまで広く分布しますが、安定した生息地は限られており、日本ベントス学会による「海岸ベントスのレッドデータブック」で、準絶滅危惧種に指定されています。

神奈川県では、相模川の河口域において、2009年に行った当館の調査で初めて報告されており、現在も本種の分布の東限記録となっています。
今回、相模川の再調査を行った際に、再び本種の生息が確認されましたので、一部を研究用に採集し、展示することにしました。

※生物の状態により、短期間の展示となる可能性があります。
※本種の生態から、隙間に潜んで見えにくい時があります。予めご了承ください。


関連発表
相模川河口域で観察されたカニ類-特にタイワンヒライソモドキ Ptychognathus ishii Sakai, 1939(モクズガニ科)の初記録とコメツキガニ Scopimera globosa (de Haan, 1835)(コメツキガニ科)の再記録-

関連日誌
2017/08/19 相模川カニ類調査(2)


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巻貝ですが・・・ 伝説の大盗賊!?
変わった深海貝「クマサカガイ」展示

展示開始日:2017年7月15日(土)~

クマサカガイ

学名:Xenophora pallidula
軟体動物門 板足目 クマサカガイ科
採集場所: 沼津沖 水深 200~300m
展示場所: 深海 l
殻幅: 5~7cm


深海性の巻貝の仲間で、底曳き網漁で採集されました。
一目見ると、海底に落ちている貝殻や小石が小さく山積みされたように見えますが、よく見てみると円錐形の貝殻の表面に、二枚貝の貝殻や小石などがくっ付いているのが分かります。
これらの物を、なぜ自分の貝殻に付けるのかはよく分かっていませんが、貝殻の補強やカムフラージュ、貝殻が泥に埋まらないため、など諸説あるようです。

クマサカガイの名の由来は、太刀や薙刀などの多くの武器をたくさん背負っていた平安時代の伝説上の盗賊「熊坂長範(くまさかちょうはん)」からとされています。
貝に多くの物をつけていることが、そう連想させたのでしょう。
平安のロマンが平成に生きていますね。


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ユニークな顔立ちの「グソクムシの仲間」展示開始

展示開始日:2017年7月8日(土)~

グソクムシ科の1種

学名:Aegapheles cf. japonica
節足動物門 等脚目 グソクムシ科
採集場所: 沼津沖 水深200~400m
全長: 約 3cm
展示場所: 深海l


顔の正面にある大きな複眼が1つに融合しているユニークな顔立ちをしているグソクムシの仲間です。
グソクムシ科に属するこのグソクムシの仲間はお腹がすくと魚類などの体表に取り付いて体液を吸う寄生生活をしますが、お腹がいっぱいになると離れて砂の中に潜ってしまうというとても変わった生活を送っています。
水槽内でも完全に体が隠れて見えなくなるまで底の砂に潜ってしまいます。
スナホリムシ科に属するオオグソクムシやダイオウグソクムシとは、食生活や生活の仕方が大きく異なります。


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念願の繁殖に成功!
クラゲの人気種「ブルージェリー」繁殖個体を展示開始

展示開始日:2017年6月20日(火)~

ブルージェリー

学名:Catostyls mosaicus
英名:Blue jellyfish
傘の直径:約 3cm
展示場所:クラゲファンタジーホール


ブルージェリーは、東南アジアの一部の海域に生息するクラゲで、日本には 20年ほど前に紹介された種類です。
主にフィリピンから輸入され、紹介された当初は全てが青色の個体であったことから、ブルージェリーと呼ばれました。その後、体色には白や茶色などのカラーバリエーションがあることがわかり、現在ではカラージェリーの名前で流通することがあります。

丸くて可愛らしい姿形や泳ぎが活発であることから、水族館での展示のみならず、観賞用としても人気がありますが、詳しい生態については不明な点が多いため、長期飼育が難しく、水族館での繁殖成功例も偶然を除いてほとんどありません。

今回、独自の方法で輸入業者の方に協力を依頼。輸送する際の梱包方法を工夫し、輸送中に梱包容器内で受精させ、幼生(プラヌラ幼生)を得ることに成功しました。
この幼生は、2日後にポリプとなり、15日後にはクラゲの赤ちゃん(エフィラ幼生)を遊離しました。

展示個体は、遊離後 1ヶ月半で、傘の直径は、約 3cm。カラーバリエーションの豊かな本種ですが、遊離当初の体色は透明で、傘の直径が 2cm程になると薄い青色が出現しはじめました。
本種についてはカラーバリエーションが存在する理由もまだ不明なため、引き続き成長とともに体色が変化していく過程を観察したいと思います。


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謎に満ちた深海の白いウニ

展示開始日:2017年6月18日(日)~

シロウニ

学名:Echinus lucudus
棘皮動物門 ウニ綱 ホンウニ目

採集場所:沼津沖 水深約 200~400m
殻長:約 1.5cm
展示場所:深海l


名前の通り、殻もトゲも白い、全身真っ白のとても美しいウニです。
駿河湾の底曳き網漁で混獲されました。
えのすいでは、毎年冬季には駿河湾で底曳漁船に乗船して深海生物の採集を行っていますが、ほとんど目にすることの無い謎多き「白い深海ウニ」です。
水槽内を半透明の管足を伸ばして、よく移動しています。


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珍しい相模湾産ジョーフィッシュ。
「アゴアマダイ」の展示を始めました。

展示開始日:2017年6月2日(金)~

アゴアマダイ

学名:Opistognathus hopkinsi
スズキ目 アゴアマダイ科
体長 約 10cm
採集場所:相模灘西部(真鶴半島沖) 水深 70~80m
展示場所:相模湾ゾーン 相模湾キッズ水槽


アゴアマダイの仲間は、世界中の暖かい海に分布します。
海底に巣穴を掘り、そこから出入りしたり、顔だけを覗かせるひょうきんな動きから、特にダイバーの間で人気があり、英語でJawfish (ジョーフィッシュ:顎の魚) の名前で親しまれています。

今回、展示したアゴアマダイは、サンゴ礁の浅い海にくらす他のアゴアマダイ科と比べると大変稀な種です。
その理由として、

死ぬと体色がすぐにあせてしまう。

生息水深が 50m以上で、人が手軽に潜水することができない深場にすんでいる。

などが挙げられます。
これらのことから、近年まで生きている姿がほとんど記録されたことがなく、謎に包まれていました。

今回、神奈川県湯河原町の遊漁船「天恵丸」さんより、真鶴半島沖の水深 70~80mで釣られた1個体を譲り受けました。
バックヤードで傷の治療など展示の準備をしていたところ、巣作りや摂餌が見られるようになったので、このたび展示の運びとなりました。
生きている姿を見ること自体が大変貴重なこの魚を、ぜひご覧ください。

※生物の状態により、短期間の展示となる可能性があります。
※本種の生態から、巣穴に潜って見えなくなっている時があります。予めご了承ください。





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バンドウイルカの「シリアス」が出産!
5月7日(日)、元気な赤ちゃんが誕生しました!

展示開始日:2017年5月7日(日)~

バンドウイルカ

学名:Tursiops truncatus
新江ノ島水族館生まれ 飼育下四世
体長 約 130cm/体重 約 30kg
性別 オス


5月7日(日) 午前 8時 2分、バンドウイルカの「シリアス」が出産、元気な赤ちゃんが誕生しました。
赤ちゃんは、母親の「シリアス」と一緒にブリーディング・プール(イルカショースタジアム/メインプール横)で元気に泳いでおり、ここまでのところ母子ともに健康です。

赤ちゃんイルカの父親は、旧・江の島水族館で生まれた日本初の飼育下三世のバンドウイルカ「パル」で、赤ちゃんは飼育下四世となります。

新しい命の誕生を、どうぞ暖かく見守ってください。
※性別はオスと確認できました。


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胸毛で育てたバクテリアを食べる「ゴエモンコシオリエビ」

展示開始日:2017年4月29日(祝・土)~

ゴエモンコシオリエビ (五右衛門腰折蝦)

学名:Shinkaia crosnieri
英名:squat lobster
採集場所:沖縄トラフ伊平屋北海丘
展示場所:深海Ⅰ


ヤドカリのなかまです。沖縄の熱水噴出孔周辺で見つかったことから、釜茹での刑で処刑された大泥棒、石川五右衛門にちなんだ名前がつけられました。
胸に生えた剛毛で増えたバクテリアをはさみ状の脚で梳いて食べます。
当館では、ゴエモンコシオリエビの長期飼育方法について、京都大学や海洋研究開発機構と研究を進めてきました。
その中で、餌となるバクテリアが上手く増える飼育条件が見つかり、長期間の飼育が可能になりました。


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ゴマフアザラシ「ココ」が仲間入りしました

展示開始日:2017年4月27日(木)~

ゴマフアザラシ

学名:Phoca largha
英名:Spotted Seal


ゴマフアザラシ「ココ」は、2015年4月に男鹿水族館GAO(秋田県男鹿市)で生まれた2歳のメスです。2017年2月4日(土)、新江ノ島水族館に搬入し、環境に慣れ、展示プールで生活できるようにバックヤードでトレーニングを行ってまいりました。

「ココ」は警戒心がほとんどなく遊び好きな性格で、キスやバイバイなどの愛らしい種目もできるようになりました。現在はシシャモやサバ、サンマなど1日約 2.7kgの魚を食べています。

アザラシプールでは、現在オスのゴマフアザラシ「オガ」(推定4歳)と、メスのゴマフアザラシ「ワカ」(3歳)を飼育しており、新たに展示を開始した「ココ」を加え、将来的な繁殖を目指します。

ゴマフアザラシ「ココ」
2015年4月15日生まれ メス
体長 約 120cm/体重 54.6kg


ゴマフアザラシ
オホーツク海やベーリング海で生活していますが、冬、流氷とともに南下し北海道沿岸までやってきます。
メスは流氷の上で出産し、子育てをします。生まれた子どもは真っ白な産毛におおわれていますが、2~3週間で親と同じゴマ模様に生えかわります。
授乳期間は3週間前後と短いのですが、母乳は脂肪分が多く、独り立ちするころには3倍近くも成長します。
[成 体] 体長 160~170cm 体重 80~140kg

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貴重な深海生物「ホネクイハナムシ」の累代繁殖個体を公開

展示開始日:2017年3月1日(水)~

ホネクイハナムシ

学名:Osedax japonicus
多毛綱 ケヤリムシ目 シボグリヌム科
展示場所:深海l~JAMSTECとの共同研究~


ホネクイハナムシ(学名: Osedax japonicus)は、2006年に鹿児島県野間岬沖で採集された個体をもとに種の記載がなされました。現在、累代繁殖が可能なホネクイハナムシ類は本種のみです。

ホネクイハナムシ類(俗称:ゾンビワーム)は2004年に初めてカリフォルニア沖の鯨骨から発見・報告された Osedax 属の動物です。
ゴカイを含む多毛類のなかまで、現在世界で11種類(未記載種を含めると約30種)が報告されていますが、いずれも海底に沈んだ鯨骨から発見されています。
Osedax はラテン語で“骨をむさぼり食う者”という意味で、名前のとおり、体の一部(樹根状栄養体部、通称“根”)から酸や消化酵素を分泌することで骨を溶かし、根から栄養を吸収しつつ、その内部に入り込みます。
体内に共生する細菌もホネクイハナムシ類の栄養獲得に関与していると考えられていますが、詳しいことはまだわかっていません。
また実験的にさまざまな脊椎動物の骨を海底に設置した結果、鯨骨だけではなく、豚骨や魚の骨にも付着して生きられることがわかっています。
メスは40mmほどで、分泌した薄いゲル状の棲管の中に収まっています。一方、オスは顕微鏡サイズ(約0.5mm)の矮雄(雌雄異体の動物で、メスに比べて著しく小型なオス)で、オスがメスの体に付着することによって、受精します。棲管の外側に粘液を分泌し、その粘液中に産卵し、幼生になるまでは粘液中で発生します。
受精卵は発生して幼生になると繊毛を使って泳ぎ、新たな骨に付着すると変態して成体になります。

公開を開始したホネクイハナムシは、2012年にJAMSTEC 宮本教生研究員らにより鹿児島県野間岬沖の水深225mで採集され、JAMSTECとの共同研究のために、2016年10月より当館で飼育を開始した個体が繁殖したものです。
宮本研究員より技術指導を受け、当館での累代繁殖の方法が確立されたため、このたび公開に至りました。現在当館では繁殖を行いながら、飼育方法の改善や水温と生存期間の関係などの研究を進めています。
※2006年2月に当館で公開したOsedax sp.とは別種となります。


新江ノ島水族館では、2004年より国立研究開発法人海洋研究開発機構(以下 JAMSTEC)と共同で深海生物の長期飼育方法に関する研究開発を行っています。

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