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えのすいトリーター日誌

2018.06.15 トリーター:西川

2018/06/15 目指すは魚のお医者さん

マツカサウオ
マツカサウオ

こんにちは!新人トリーターの西川です。
今年は既に梅雨のない北海道を除いてすべての地域で梅雨入りが報告されましたね。
梅雨のような じめっとした季節では体調を崩しがちです。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

私たち人間と同じように、魚たちも環境の影響で体調を崩してしまいます。
急な水温の変化やpHの変動、有毒なアンモニアや酸素濃度などが影響し、病気になってしまったりもします。
それは細菌症であったり寄生虫や眼球突出などさまざまです。

私たちは体調が悪くなると自分で病院に行きますが、魚はと言うともちろん自分では病院に行けないですし、どこが痛いとか苦しいとか言ってくれないんです。
それでもトリーターは、微妙にいつもと違う行動や少しの傷から病気の魚を見つけ出し、バックヤードに連れて行き治療してあげたり、その場で薬を与えたりします。
その姿はまさに魚のお医者さんです。

えのすいでは病気の魚を治療・予防する係があり、今年度私はこの係をさせていただくことになりました。
学生時代も魚の病気を専門とする研究室に所属していましたが、生きている魚を観察し治療することはあまりなかったので、毎日先輩トリーターから病気について治療についてを学んでいます。
私自身、もっと勉強して魚にとってお医者さんのような存在になれるよう頑張ります!

水族館で展示している中にも、怪我や病気から回復した魚たちがたくさんいます!
一匹一匹をよく見てみると、治療の跡などが分かるかもしれません。
例えば、こちらは病気から回復したマツカサウオです。
尾びれが短いのですぐに分かります。
尾びれがしっかりあるマツカサウオも館内にはたくさんいますので、ぜひ見比べに来てください!

相模湾ゾーン


2018.06.15 トリーター:足立

2018/06/15 今週のおすすめ


ご存知の通り、節足動物は脱皮して成長します。単に体が大きくなるだけではなく、変態も伴い、体の構造が少しずつ、時には脱皮の前後で大きく変わります。「内臓まで脱皮する」なんて、どんな感覚なんでしょう?
今これを書きながら、もし自分が脱皮しなければならないとしたら…とちょっと想像してしまっているのですが、どうしても自分の感覚でしか想像できないので、ものすごく緊張してきてしまいました。
「脱皮」って、ただただ、すごいと思います。
今回は「脱皮」する生物たちをおすすめします。

深海Ⅰのダイオウグソクムシ
6月13日~14日にかけて、1匹が脱皮しました(詳細は、2018/06/14 えのすい初!! ダイオウグソクムシの脱皮を確認!! をご覧ください)。
一部のダンゴムシやフナムシの仲間と同様に、体の半分ずつ脱皮するようです。後ろが先に抜けて新品になりましたが、前半分はまだ古い装甲です。色が違うので、よく見ると見分けがつきます。あと半分がいつ抜けるかわかりませんので、半分白い…半分脱いでる、ツートンカラーの大王様を観るのは今がチャンスです!

クラゲサイエンスのジェリーフィッシュライダー
広島大学の若林研究室からいただいた、ウチワエビのフィロゾーマ幼生ですが、5月24日に展示を開始してから、何度か脱皮をし、だいぶ大きくなりました。( 2018/05/25 クラゲとの共生2018/06/07 乗り物変えました!? もご覧ください。)
いずれは着底して底性生活を始めますが、一生の中の一時期をクラゲなどに乗って浮遊して生活します。底性生活のポリプから遊離して、一生の中の一時期を浮遊生活で送るクラゲ類と、一時的に交わるところが面白いですね。クラゲにとっては、たぶん迷惑千万ですが。
ジェリーフィッシュライダーのクラゲサイエンスでの展示は、ウチワエビが着底してしまう前までの期間限定です。浮遊生活をしている間にぜひご覧ください。
※ジェリーフィッシュライダーの展示は6月19日で終了いたしました


ジェリーフィッシュライダー


2018.06.14 トリーター:伴野

2018/06/14 回れ!飛べ!スピンジャンプ!!

スピンジャンプ練習風景(写真だと回転が分からない!)
スピンジャンプ練習風景(写真だと回転が分からない!)

みなさんこんにちは!
本日は、前回の日誌 [2018/05/20 海獣類ニュース] で紹介したバンドウイルカの「シリアス」と挑戦中のスピンジャンプについてご報告です。

スピンジャンプとは、フィギュアスケートの選手のようにくるくると回転しながら飛ぶジャンプです。

では、どのように作っていくか簡単にスケジュールを考えてみましょう。

1. くるくると回転する
2. 回転しながら上に伸び上がる
3. 回転しながら水中から勢いよく飛び出す
4. 助走を取って回転しながら高く飛ぶ
5. 飛ぶ位置の調整

ざっとこんな感じでしょうか。

トレーニングはまず、ターゲットに対して回転しながら、吻先でタッチすることから始めました。
ここまでは簡単に出来ましたが、問題はここからです。
ターゲットの呈示位置を少し高くするとタッチしようと伸び上がるだけで回転しなくなりました。
そこで「シリアス」に回転する意識を持ってもらうために低い位置で 回転し続けながらタッチし続けること をトレーニングに取り入れました。
少しずつですがターゲットの呈示位置を高くしても回転しながら伸び上がるようになって来ましたよ。
今の「シリアス」の進捗状況は 2~3の間くらいですね!
まだまだ先は長そうですが「シリアス」とのんびり楽しみながら取り組みたいと思います。


息子の「パーシー」が気になって見に来ました
このあと見よう見真似でスピンジャンプを飛んでいました(笑)

イルカショースタジアム


2018.06.14 トリーター:杉村

2018/06/14 えのすい初!! ダイオウグソクムシの脱皮を確認!!


2018年6月14日、本日えのすい初のダイオウグソクムシの脱皮が確認されました。

朝7時40分ころ、いつものように水族館に出社して水槽の生き物たちの確認をしていると・・・水槽のど真ん中に体が半分になったダイオウグゾクムシが!!


見た瞬間!! 
ああっ! なんという形で死んでいるんだと思ってしまい、愕然としてしまいました。
・・・ここしばらくの間、動きも良くなかったので調子が悪いのかなあと思っていたこともあって、まさか脱皮とは思いもしませんでした・・・

でも、よく水槽内を見てみると1匹多い・・・
ええっ! まさかの脱皮?!

冷静になって半分になった殻の中を見てみると中身がなさそう。
そして、水槽には体半分だけ色の違うダイオウグソクムシを見つけた瞬間、脱皮したことに気づきました!!


これは、2016年の鳥羽水族館に次いで国内で2例目の脱皮だと思われます。
どうやら、昨夜のうちに脱皮し終わってしまったようで、脱皮のようすを撮影することはできませんでした。
水槽内をごく暗い状況で飼育しているため、脱皮の予兆を感じ取れなかったことはちょっと残念でした。
前例にて観察された脱皮と同じように、前半部の5節だけ残して1回目の脱皮を終えています。
※全部で14節あって、今回脱いだ殻は後半部の9節です。

脱皮殻は、真っ白でとても綺麗です。
脱皮殻は意外にもろく、水槽から上げようとするとバラバラになってしまいそうで、さらに胸脚(足の部分)は、ちょっとの力で潰れてしまいました。


ダイオウグソクムシのような等脚目の仲間(ダンゴムシの仲間)は、体内のカルシウムを調整して半分ずつ殻を脱ぐことが知られています。
ここからしばらく時間をかけて、脱皮した後半部を硬化させて、残りの前半部の脱皮が行われる可能性があります。
これまで、完全脱皮についてはまだ確認されていないと思われます。
いつ、前半部分の脱皮が始まるのか、また完全脱皮に成功するのかはまだ分かりません。
今後、完全脱皮に向けてどのように変化していくのか、注意深く観察を続けていきたいと思います。

今後、観察を続けることで謎に満ちた深海生物「ダイオウグゾクムシ」の生態が少しでも明らかになることを、期待したいと思います。

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-


2018.06.13 トリーター:樋口

2018/06/13 潜水調査はじめています

相模湾大水槽
相模湾大水槽

みなさんこんにちは!
梅雨に入りましたね。えのすい周辺はいつも風が強く一瞬で傘が壊れますので最近、レインコートを買いました。買ったとたんに雨が降っても無風で出番がありません。

さて、最近潜水班なるものが結成され、活動を始めています。
えのすいは相模湾をテーマにしていますが意外と相模湾に潜りません。
プライベートで潜ってきたよという人はいても、仕事で潜る機会は少なく、私も数回のみです。
自分で担当している水槽の海域を見たことがないトリーターも多く、そうなるとリアリティのない展示になってしまいます。見たことがないものを作り上げるのは難しいですよね。
図鑑や人に聞いてもいまいち・・・。百聞は一見にしかずとはこのことです。

そこで相模湾の潜水調査です。
実際に海に潜り、生物や生物の生態、環境を自分の目で見てきて、展示に活かします。
これで展示のクオリティはグッとアップするはず・・・です。

私もついこないだ潜ってきました!
そのときのようすがこちら。


やや濁っていました。


アオウミウシ


サンゴイソギンチャクとクマノミ


かわいいキタマクラ

海で普段、素潜りばかりでタンクを背負って潜ったのは久し振りです。
後々、映像を館内で流せたらなぁと思っておりますので気長にお待ちください。


2018.06.12 トリーター:島森

2018/06/12 久しぶりのパートナー!!


今日は、ハナゴンドウのビーナとかなり久しぶりに一緒にショーに出ました。
嬉しすぎて、私のテンションはMAXでした(笑)

また私たちの関係が振り出しに戻ってないかな…と少し心配ではありましたが、なかなか前半は張り切っていろんな合図に応えてくれました(^^)
口から出る水しぶきはたくさん! 回転の合図にも、いつもより速いスピードで長く回ってくれた! ステージとは別の場所から出したジャンプの合図にも応えて、高く飛んでくれた!

しかし、後半… よし、最後に他の個体と一緒にジャンプできるかな。いざ、挑戦。
ジャンプの合図を出した~。あれっ。ビーナ?…。

ビーナは飛ばずに、ただただ私をじっと見ているではありませんか(-_-) これはやりたくない時の、ビーナの意思表示です。

そんなに一緒に飛ぶのが嫌だったのかな。

でも、こんなところで落ち込んでいる訳にはいきません。今度一緒にショーに出る時に挑戦してみようね、ビーナ。

きずな/kizuna


2018.06.11 トリーター:山本

2018/06/11 初めての「えのすいクラゲの日」

えのすいでは、毎月9日(「ク」ラゲの9という事で)を「えのすいクラゲの日」として、クラゲ採集のイベントを行っています。
2011年の1月から始まり、もうすぐ記念すべき99回・100回を迎えます。

実は、この「クラゲの日」は私にとって特別なイベントなのです。
私が学生の頃、初めてクラゲ採集をしたのがこのイベントでした。
身近な海でこんなに簡単にクラゲを採集することが出来るんだ、と感動した覚えがあります。
それからというもの、クラゲ採集にハマり、どっぷりクラゲの世界に浸かり、気が付けばイベントを開催する側になっておりました・・・!
そのため「クラゲの日」は、大げさに言えば私の人生を変えたイベントでもあるんです!(笑)
そんな私の記念すべき初めてのクラゲの日では、参加していただいたみなさまのおかげでなんと 13種類のクラゲを採集することができました!
そこで今回は、採集した 13種類のクラゲたちを思いっきり主観的にご紹介していきます!
ちょっと長くなってしまいますが、みなさまお付き合いください!(笑)

【花クラゲ目】
これより下は「花クラゲ目」というグループのクラゲたちです。
このグループは「可愛い」クラゲが多いイメージがあります。
また、江の島で採集できる種類が一番多いのもこのグループです。

オオタマウミヒドラ

江の島では一年中観察され、クラゲの日でもほぼ毎月観察することが出来ます。
2~3mmほどの大きさですが、ぴょこぴょことよく泳ぐため、割と見つけやすいクラゲです。私が初めて見つけた思い出のクラゲで、あの時の感動は今でも忘れません・・・ 。
特徴は、口にある赤い斑点と触手を縮めながら泳ぐ泳ぎ方!とっても可愛いですよ!

シミコクラゲ
江の島では冬から春先にかけて出現するクラゲですが、まさか6月に採集できるとは・・・!
今回の採集で一番の驚きです。
私たちが知らないだけで、海の中では意外なクラゲがまだまだ出現しているのかもしれません。
改めて、「海」を知ることは本当に難しいんだと言う事を教えてくれました。
クラゲの中に仔クラゲを作り、爆発的に個体数を増やします。
飼育難易度が低く、小さい容器でも飼うことが出来ます。
小さな仔クラゲは 1㎜も無い程のサイズで可愛いんです!
ぜひ みなさんも飼育してみてください!

エボシクラゲ科の一種
実は、まだ種同定が出来ていません・・・
傘のてっぺんが付き出しており、触手が8本あることからエボシクラゲ科の一種としておりますが、口の形などが良く見えず、自信が持てない状態です・・・。
引き続き観察していきます。
この種のように、私たちトリーターでもわからないクラゲがさらっと出現する江の島は、やはり最高のフィールドです!

ミサキコモチエダクダクラゲ
シミコクラゲと同じく、クラゲの中に仔クラゲを作ります。
とは言っても、実は中に仔クラゲがいる状態はあまり見ることがありません。
今回のクラゲの日では、珍しく仔クラゲがいる状態のものを採集することが出来ました。
花クラゲ目の中では割と長生きをする種で、飼育していると愛着がわきます!

タマクラゲ
オオタマウミヒドラと何が違うんだと思う方もいるかもしれませんね(笑)
この違いが分かるようになれば、あなたも立派なクラゲ好きです!
サイズは 1~2㎜程で、4本の触手が上に向いており、バンザイしているような姿が可愛いです!

ヤマトサルシアクラゲ
すみません、写真が用意できませんでした・・・。
気になった方は図鑑で調べてみてください!
よくクラゲサイエンスで展示している「サルシアクラゲ」の仲間です。
江の島では度々記録がありますが、少し見分けるのが難しいので、もしかしたら見逃してしまっているかもしれません・・・。
また採れることを祈りましょう!


【軟クラゲ目】
これより下は「軟クラゲ目」というグループのクラゲたちです。
このグループは「綺麗」なクラゲが多いイメージがあります。

ギヤマンクラゲ
「ギヤマン」は、ポルトガル語で「ダイヤモンド」を意味します。
傘が透明で透き通っていて、本当に綺麗なクラゲです!
実は、野生の成熟したギヤマンクラゲは「綺麗」と言うよりは「力強い(?)」んです。
傘径(傘を上から見た時の大きさ)が 7cm位になると迫力がありますよ!
夏の江の島では、迫力のある成熟したギヤマンクラゲがよく見られますので、ぜひ探してみてください!

エイレネクラゲ
ギヤマンクラゲと形は似ていますが、比べると二回りほど小さなクラゲです。
江の島では度々大量発生します。
他の小さなクラゲを食べてしまうちょっとだけ厄介なクラゲですが、ギヤマンクラゲよりも拍動が速く、パッパッパと泳ぐ姿は見ていて飽きません!

コノハクラゲ
またまたギヤマンクラゲに似ていますね。
成熟しても傘径が 3cm程のサイズで、触手の数が少ないことや、口が傘から突出しないことから見分けることが出来ます。
個人的に、傘の大きさと透き通り、触手の数のバランスが良く、軟クラゲ目の中でトップクラスの美しさを持つクラゲです!

カイヤドリヒドラクラゲ
これだけ上からの写真ですみません・・・。
軟クラゲ目の中で「可愛い」と言ったらこのクラゲでしょう!
クラゲである期間がとっても短く、採れたらラッキーなクラゲです。
ポリプは二枚貝の中で暮らしています。
触手も胃袋も退化した、有性生殖の為だけに存在するクラゲです。
なんて潔い・・・!
1㎜程で、生殖巣が白く十字模様に見えて可愛いです!


【淡水クラゲ目】
これより下は「淡水クラゲ目」と言うグループです。
たまに公園の池などにパッと出現して世間を騒がせるマミズクラゲ等が属するグループです。
今回の採集では一種類が採れました。

コモチカギノテクラゲ
海藻などにくっついて生活するクラゲです。
「コモチ」と付いている名前の通り、クラゲの中に仔クラゲを作り、大量に発生する事があります。
どんどん増えるため、飼育していて面白いクラゲです!
江の島では夏にたくさん見ることが出来ますよ!


【硬クラゲ目】
これより下は「硬クラゲ目」と言うグループです。基本的に外洋で生活しており、ポリプの時期を持ちません。
軟クラゲ目よりも透き通った体を持ち、見つけるのが少し難しいです。

カラカサクラゲ
江の島では、夏から秋にかけてよく見られますが、今年の4月の採集でも採れましたので、意外と一年中いるのかもしれません。
このクラゲもよく他のクラゲを食べてしまいますので、持ち帰るときは別の容器に入れて運びます。
そんな困ったちゃんですが、餌のアルテミアをガンガン食べ、口いっぱいにほおばっている姿は意外とかわいいです・・・!


【管クラゲ目】
これより下は「管クラゲ目」と言うグループです。
有名なカツオノエボシはこのグループに属します。

ヒトツクラゲ
管クラゲは、何と言っても「不思議」さが魅力の生き物です。
この五角錐の体、知っていなければクラゲとも思わないですよね(笑)
体の構造、生活史、どれも異質で本当に不思議な生き物です!
熱く語りたいところですが、それはまたの機会に・・・!


以上、13種類のクラゲたちを紹介させていただきました!
みんな違ってみんな良い!気になるクラゲはいましたでしょうか?
江の島は、一時間の採集でこんなにもたくさんのクラゲに出会える最高のフィールドなんです。
これから夏になり、また違ったクラゲが出現するはず・・・ 楽しみです!

さあ みなさん!
私たちと一緒に「クラゲの日」でたくさんのクラゲたちに会いに行きませんか?
記念すベき99回・100回ではどんなクラゲが採れるのでしょうか・・・!
みなさまのご参加をお待ちしております!(※日によっては全く採れない時もありますのでご了承ください・・・!)

クラゲサイエンス


2018.06.10 トリーター:池光

2018/06/10 「ディラン」と「マルコム」

オタリアの「ディラン」と「マルコム」
オタリアの「ディラン」と「マルコム」

「ディラン」と「マルコム」は先月スペインの水族館から来たオタリアの男の子。
まだ 0歳なのに体重は 50kgを超えています!
この 2頭、とっても似ているのでよーく見ないと見分けることができないんです。
顔の特徴は「ディラン」がややアゴのラインがシャープで、「マルコム」は名前の通り(?)顔の形が丸いです!
あと毛の色が「ディラン」が黒っぽくて、「マルコム」は白っぽい色をしています!

性格はというと、2頭とも遊び好きなのですが「ディラン」がちょっと運動音痴!
プール掃除の時にプールの水を抜いてしまうと、そこから上がれなくなってしまいます。
でも諦めずに何度も何度もよじ登っている「ディラン」!!
それがすごく可愛らしいんです!
ちなみに「マルコム」はプールからヒョイっと軽々上がってしまいます。
そして「マルコム」は氷をボール変わりにしたサッカーが上手!!
両方の前肢を使ってドリブルしたり、口の先で氷をつついてヘディングしたり、プロ顔負けの腕前!
ぜひ会いに来てあげてくださいね!!


イルカショースタジアム


2018.06.09 トリーター:伊藤

2018/06/08 今週のおすすめ

テーマ水槽
テーマ水槽

カエルたち
約1年ぶりにテーマ水槽を担当しました。今回は「水の生き物なのに空気中でも活動する「○ョピちゃん的」実在の生き物ということで、筆頭はカエルです。
赤ちゃんの頃は魚のように水中生活(オタマジャクシ)、やがて陸や浅い水辺で暮らすという、お馴染みですがよく考えるとすごい特徴を持っています。
すべて神奈川県下の同じ場所から連れてきました。
「アマガエル」は、だいぶ減ってはいますが、それでも町中でいちばん見かけますし、江の島でも鳴き声を聞くことがあります。
田んぼのレイアウトにしたのですが、やっぱりというか、壁にくっ付いてしまいますね。本種の高い張り付き能力を間近で見られると、プラスにとらえましょう。
趣味で稲作というか、イネを観葉していまして、レイアウトのイネは、玄米から発芽させたり、親戚の農家から芽出しをもらったりしました。
「トウキョウダルマガエル」はかなり減っており、県南部では、生息地がもう数地点しかいないのではないでしょうか。
護岸が減少の主因と言われますが、自然下で見ているとなかなかよじ登る能力が高く、護岸水路を流されても、垂れ下がる草や、コンクリートの継ぎ目をつかんで器用に登ります。
登れなくて田んぼに戻れない、というよりは、冬眠場所が足りなくなったことが関係していると想像しています。


そして「ヌマガエル」。今回の場所では初めて見つけてしまいました。
しまいました、というのは、本種はまず外来種だからです。
国内外来種、つまりは日本の別の場所(本種の場合、西日本以西が本来の生息地)から入ってきて、住み着いてしまったものです。
在来種の上2種とすみかの取り合いにならなければよいのですが。
種としては実に私好みの南国チックな見た目です。

ヨダレカケ
テーマ水槽その2です。陸で活動するギンポの仲間です。
ムツゴロウやトビハゼが主に泥底で活動するのに対し、本種は岩場で活動します。
自然下で本種を観察したことは残念ながらまだないのですが、近い種のタマカエルウオならあります。
学生時代、小笠原諸島で磯釣りをした時に、たくさんいました。
岩上を歩くたびに素早く波間に跳び去るのですが、釣り竿を持ってじっとしていると、また足元まで登ってきます。
ほぼ垂直な岩でも、巧みに登ります。
当時はなぜか釣り!釣り!で、本種にあまり興味を持たなかったのが悔やまれます。
また行きたいですが、1週間以上、休まないと無理ですので定年後かな。


ヒメギス属の一種
こちらは川魚のジャンプ水槽わきの小水槽に登場です。
初めて飼育する生き物であり、1週間ほどバックヤードでようす見していたのですが、いけそうなので展示しました。
黒っぽい色をした小さなキリギリスで、展示個体はまだ幼虫です。おそらく「ヒメギス」だと思っています。
湿り気のある湿地や、河川敷の草上に見られます。意外と住宅街にも見られる種ですが、警戒心が強く、逃げ足もはやいため、間近で見る機会は少ない昆虫です。
「虫の腹」が苦手でなければ、ぜひ近くでご覧いただき、芸術的な体のつくりを堪能してみてください。


コツメカワウソ
隠れ“ニホンカワウソ”ファンの私ですが、情けなくも自身の担当業務に追われ気味で、いまだにじっくりと見れていません。


対馬のカワウソについて、ユーラシアカワウソであり、雄2頭、雌1頭がいるらしいと、環境省から発表されました。
そういえば対馬にも20年ほど前に行ったことがあります。
ユーラシア大陸に最も近いため「何がいてもおかしくない」ワクワク感がありました。生物の調査はけっこう行われているようですが、私の印象では島の大部分が山!樹海!断崖!という感じなので、未踏査の場所は多かったのではないでしょうか。
カワウソの現在の分布が、きれいに日本の国境で途絶えているのが色々と考えさせられます(私個人は高知県や栃木県など国内に生き残っていて欲しいし、最後の目撃から50年経ってないのになぁ、と思っています)。
朝鮮半島と九州(今は対馬にいるわけですが)、樺太と北海道、隣接したここらはかつて陸続きであったはずで、共通した環境と生物相を持っていたはずです。
その中でカワウソばかりが、ということは、環境に対する接し方の違いが、カワウソの生活史を分断する「何か」を起こしてしまったのかと思わずにはおれません。
近い仲間のイタチやテンは減りつつもまだ棲めて、アメリカミンクなんかも帰化できてしまうわけなのですが。

最後に湿っぽくなりました。水陸両用「ズゴッ○的」珍生物たちにぜひ、会いに来てください。

[ テーマ水槽「梅雨到来!ぬれた地面をつき進め!水辺の生き物たち」 ]


2018.06.08 トリーター:富田

2018/06/08 おなかの下には・・

みなさんこんにちは!今日はペンギンの卵のお話です。
フンボルトペンギンは特定の繁殖期はありませんが、そのなかでも4~5月は産卵が多い時期です。
えのすいのペンギンたちも、いま大切に卵を温めていますよ。

まずはここ!


見られてます。

ここにも!


ここでも!


すごい見られてます。

最後に


上が気になってます。

温められている卵はなかなか見えませんが、たまーにお腹を上げてくれたときがチャンスです!


おっ!見えましたよ!
よく見てみると、卵になにか書いてあります!


実は誰がいつ産んだ卵かわかるように、このように目印をつけているんです。

ガラス越しではちょっと見えにくいので紹介してみました!

ペンギン・アザラシ





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