2007年12月27日
トリーター:戸倉

知人からの写メール!

先日(12月22日)の夜、私のケイタイに、ある知人から一通の写メールが送られて来ました。
それは「シーラカンス」の写真だったのです。
その知人は、現在東京工業大学に勤めているのですが、先日 22日に東京工業大学で一般公開されながらおこなわれたシーラカンスの解剖写真で、一言「生臭かったです!」と添えてありました。
みなさんは、シーラカンスを知ってますか?
テレビや、図鑑などで見たり聞いたことが一度はあるかと思いますが・・・
今から、約 3億8千万年前に恐竜と共に絶滅したと思われていた古代魚ですが、近年生きているのが発見され、話題になってますよね?
今回解剖したのは、体長 120cm、体重 45kgだったそうですが、卵もあったそうです。その大きさがなんと・・直径 10cmもあるそうです。でもシーラカンスは卵胎生で、体内で孵化させて、稚魚を産むのだそうです。(グッピーみたいですね!)
又、魚類から両生類に進化する途中の段階ともいわれ、陸上に適応する為、ヒレが足のように変化しているのも、特徴の一つですよね?
「進化」・・といえば「ダーウィン」を思い浮かべる方もいらっしゃるか?と思いますが、きょうは、そのダーウィンとも少し関係がある日なんです。
チャールズ・ダーウィンが、世界一周の旅にイギリスを出発したのが 1831年、今から 176年前のきょう、 12月27日だったのです。

※“えのすい”ではシーラカンスの「化石」(実物)が今上陛下のご研究コーナーで展示されています。

えのすいのシーラカンスの化石(実物)展示えのすいのシーラカンスの化石(実物)展示

皇室ご一家の生物学ご研究

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