2008年07月20日
トリーター:戸倉

梅雨明け~熱中症注意報!

きのう( 19日)関東・甲信から東北北部にかけて梅雨明けが宣言され、いよいよ梅雨の無い北海道を除く全国で梅雨が明けたことになりましたね!「夏本番!」といったところでしょうか?
今年の梅雨明けは、全国的に早く、関東地区で平年に比べ 1~ 8日、昨年と比べると東北北部では 23日も早いのだそうです。
ところで、みなさんはなぜ?北海道に梅雨が無いのか、ご存知ですか?
梅雨前線は、南 → 北へ徐々に北上して行きます。
そして北上しながら、その勢力も衰えて行き、東北地方で止まってしまい、それ以上は北上をしないのだそうです。
この「梅雨前線の動く範囲が梅雨のある範囲」となるので、北海道は枠外、ちなみに小笠原諸島も、太平洋高気圧の関係で梅雨前線が来ないので、梅雨はありません。
梅雨前線が長く停滞し、そのまま立秋を過ぎてしまうと・・・ 秋雨前線と名前が変わります。
実は同じものなんですね!
私は 1度だけ新潟に出張中に経験しました。『梅雨明け宣言無し!』というちょっと寂しい感じの夏・・ 。


また、一般に梅雨明けの直前は雨量が増え豪雨になりやすく、逆に梅雨明け後から 8月上旬位までは「梅雨明け十日」といって天候が安定することが多く、〔猛暑〕に見舞われることもあります。
そこで、気を付けなければならないのが「熱中症(熱射病)」ですよね!万が一なってしまった時の応急処置として簡単にいいますと、

( 1) 静かに寝かせ、
( 2) 着ている衣服を緩め、
( 3) 水分を摂らせ、
( 4) 体を冷やす。


この( 4)の体を冷やす場所としては「首(頚椎)」「わきの下」「足の付け根」だそうです。動脈が走っており効果的なんだそうです(覚えておくと、これからの季節いいかも・・ )。

実は、動物も熱中症になりやすいんです。
たとえばイヌやネコたちは、我々人間より地表面の熱い空気を吸ってますよね!
毛のある動物は汗腺も少なく、熱がこもりやすいので配慮してあげてくださいね!

人も動物も楽しい夏休みが思わぬ災難にならないように、十分に気を付けて過ごしましょう。

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