2008年08月12日
トリーター:今井

“川魚のジャンプ水槽”CM2

先日、自然の“川魚のジャンプ”を収録してもらうため、相模川中流域に行ってきました。
川魚が滝などを遡(さかのぼ)るようすは、春~夏はよく見られるのですが、秋~冬は滅多に見ることができなくなります。
堰(せき)に着くと、下流側には遡上待ちのアユ、ウグイ、オイカワが右往左往していました。遠くまで続く段滝の落ち込みを、奥から手前に視点をずらしながら見ていくと、ドバーッと白く流れ落ちる水の中、黒っぽい魚影がツンツンと突き刺さるように飛んでいる場所を発見しました。そこでは、ほぼ絶えることなくジャンプが続いていました。
炎天下の中、ボーッと広い視野で見ていると、流れ落ちる水に、強く落ちる時と弱く落ちる時(リズムなのか?)があり、どちらのタイミングを狙ってたのか判りませんでしたが、まるで水中から魚をばら撒くように、いっぺんに 5. 6尾がポッポッと飛び出していました。
この「流れの強弱」いつか水槽でも、お客さまに「何故か自然ぽいね~」と感じられる、隠し味として使ってみたいです。
8月13日からは、“川魚のジャンプ水槽”上部モニターにて、このとき撮影した自然の川魚のジャンプ映像がご覧いただけます。

バックナンバー
[ “川魚のジャンプ水槽”CM ]

相模川の川魚のジャンプ!相模川の川魚のジャンプ!

相模湾ゾーン

RSS