2008年09月14日
トリーター:秋山

十五夜

きょうは「十五夜」の日ですが、一年の中でも最も美しく月を見れることから「中秋の名月」ともいわれています。
この十五夜には、ススキや団子などをお供えして月見をするというのが有名ですよね。

そこで今回は月見団子にちなんで、名前に「ダンゴ」がつく「ダンゴウオ」という魚を簡単に紹介します。
みなさんは、ダンゴウオをご覧になったことはありますか?
僕は、“えのすい”で初めて実物を見ることができたのですが、結構印象に残っている魚です。

ダンゴウオは、成長しても体長が 2~ 3cmくらいの小さな魚です。体つきはその名の通り、団子のように丸っこい形をしているのが特徴です。
そして、彼らの腹びれは吸盤のようになっていて、海底の岩などにくっついてじっとしていることが多いんですよ。
“えのすい”にいるダンゴウオは、水槽の壁にくっついたり、水中をプカプカ漂ったりしています。
ダンゴウオは、冬になって水温が下がって来た時に相模湾でも出会うことができるようです。そのかわいらしい容姿やユーモラスな動きから、人気のある魚でもあるんですよ。

今宵の天気予報は「曇り」ということで月が見れるかどうかは分かりませんが、“えのすい”のダンゴウオは冷たい海・暖かい海ゾーンの入り口にいますので、ぜひ見に来てくださいね!

ダンゴウオダンゴウオ

太平洋

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