2008年11月22日
トリーター:大内

お腹をチェック!!

11月に入りズワイガニ漁が解禁となり、みなさんのまわりでカニを見る機会が増えてきたと思います。
私も先日、北海道に行った時に市場に並んでるカニを見てきました。その時に市場の人がカニについてのマメ知識を話してくれたので、みなさんにもそのマメ知識をお話ししたいと思います。

さてみなさん、カニはオスとメス、どちらの方が高いと思いますか?
シシャモやサケ等は卵があるぶんメスの方が高いのですが、カニの場合は逆で一般的にはオスの方が価値が高いんです。
メスは卵を持っているのですが、栄養分を卵にとられてしまっているためオスに比べ小さいため、価値が低くなってしまうとのことで、価値はオスの半分くらいになってしまうこともあるそうです。
市場ではさまざまな大きさのカニがいて、大きさだけではオスかメスの区別が難しいことがあります。
オスだと思って買ったら、実際にはメスだった!ということもあるそうです。
そんなことにならないためにも、カニのオスとメスの簡単な見分け方を紹介したいと思います。

カニはアサヒガニ等の一部の分類郡を除くと、ほとんど見分け方が同じだそうです。
どこで見分けるかというと、カニの腹部を見ます。
オスの腹部は幅が狭いのですが、メスは卵を抱くため腹部の幅が広くなっています。
わかりやすくいいますとオスは腹部がおにぎりのように三角形をしているのですが、部分が広く円形になっています。
オスの腹部の三角形の部分は「ふんどし」なんて呼ばれたりしています。
カニはお腹を見ることで、オスかメスかがわかるんです。

みなさん、カニ選びはしっかりお腹を確認してから買うようにしましょう!

ケガニケガニ

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