2009年10月11日
トリーター:神応

秋の婚姻色


台風が過ぎ気温が下がり、秋らしくなりましたね。
高い山では紅葉が始まっているようです。

川魚も秋を感じて、産卵時期を迎えています。
代表的な魚は、アユ、ウグイなどで、婚姻色(さび色)をだして、自分の体の色を変えていきます。
釣り人のハリを逃れ生き延びたアユは、全長 25~ 30cm近くまで成長して、卵や白子も発達してきています。

そしていよいよ、生命の一大イベント、産卵の時期を迎えるのです。
このころのアユのオスは、体表のぬめりがなくなって黒ずんできています。最盛期の彼らに比べると、体長の割には心なしか情けない姿に見えてしまいます。

やがて、川を下り始め(落ちアユ)、下流域の小石底の、緩やかな瀬に産卵します。

神奈川県の河川のアユ釣りは 10月15日から禁漁に入ります。
産卵の為の保護活動をおこなっています。

アユアユ

相模湾ゾーン

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