2011年02月01日
トリーター:杉田

カーテンコール


ドラマ効果もあり、二回の延長を経て異例のロングランを果たしたミズクラゲのグラスツリー。
特に休日などは、グラスツリーの周りにカメラや携帯を持った人の輪が二重三重に連なっていました。

グラスツリーをご覧になった方からよく聞かれる質問が餌のことです。
「どうやって餌をやっているんですか?」
「餌をやると水が汚れてしまうのでは?」

クラゲといえども、餌を食べれば排泄物を出し、水を汚します。
あまり長期間はあのグラスで飼育することはできません。

では一体、クラゲたちはどうしているのでしょう?
実はグラスツリーは、2~ 3日に一度解体され、クラゲと海水の入れ替えをおこなっています。
毎年のことなので担当者も手慣れたものですが、油断は禁物な作業です。
特にグラスを積み上げていくのには身長か脚立かどちらかが必須。
もしも今、地震が起きたら・・・など、緊張感の走る作業です。
※ちなみに震度 3の地震にも堪えた実績があります。天辺のグラスが少しずれていたとか(クラゲ担当談)

美しいグラスツリーは、地道な作業に支えられて立っています。

そのグラスツリー、本来ならば次のクリスマスまでお休みのはずですが、今年はカーテンコールもあるとかないとか?

クラゲのグラスツリークラゲのグラスツリー

クラゲファンタジーホール

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