2011年11月28日
トリーター:浜田

シーズン到来


シベリア寒気団の南下により、11月の中旬より冬の訪れを感じるようになりました。
いよいよこれからが、富士山のシーズンです。
1年の内 寒い季節が、“えのすい”から富士山を見られる絶好の機会となります。
11月1日から 28日までの間に、10日も富士山が見られました。

さてこの富士山、全国から見られる最も遠い距離は?
古い資料をひも解くと、江戸時代、葛飾北斎が描いた浮世絵、富嶽三十六景の中から、
東 側
 茨城県 潮来 常州手堀/富士山から 180km
西 側
 名古屋 尾州不二見原/富士山から 180km
南 側
 千葉県 上総ノ海路/富士山から 100km
北 側
 長野県 信州諏訪湖/富士山から 100km

現在では、数学の考え方を使って、富士山の見える遠隔地を求めてみると、三平方の定理(ピタゴラスの原理)で、計算できます。
地球の半径 6.378km、富士山の高さ 3.776mで計算すると = 219.50、約 220kmになります。

そこで現在の情報を調べてみると、富士山が見えた最も遠い距離は、
東 側
 福島県 阿武隈山地、日山( 1.057m)から見えた。
 299km
西 側
 和歌山県 妙法山( 749m)から見えた。
 322km
南 側
 東京都 八丈島、八丈富士( 854m)から見えた。
 265km
北 側
 新潟県 妙高、火打山( 2.461m)から見えた。
 210km

この北側富士山を、10月29日朝 9時、火打山 山頂で体験して来ました。1年に数回、気象条件が合わないと見られない貴重な時間でした。
南に富士山を見て、右西側には北アルプス、立山、白馬岳、剣岳。左東側下方には、上越市。
後方北側には青い日本海が広がり感激です。

みなさまも富士山を見て感激しませんか。

“えのすい”でさらにバージョンアップした、北斎の浮世絵(神奈川沖波裏) にも負けない、オリジナル海豚富士(イルカがジャンプした背景に富士山が見える風景)を、見てみませんか。
絵になりますよ。

ちなみに富士山と水族館の直線距離は 73kmです。

これから北風の強くなる寒い日が、好条件となりますよ。
お待ちしています。

えのすいオリジナル海豚富士えのすいオリジナル海豚富士

イルカショースタジアム

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