2012年02月10日
トリーター:石川

巷ではバレンタインデー間近という雰囲気ですが


年末におこなった改装にもようやくなれてきたらしく、ペンギンたちも本格的に繁殖シーズンを迎え盛り上がっています。

当館の雄一点・・・?そんな言葉あるのかわかりませんが、雄の「トップ」は今年も雌たちへのアプローチをおこなっています。(「ジャンボ」はすでに決まった相手がいるので・・・)

「トップ」のアプローチ相手は結構たくさんいます。
緑のタグを付けた「アカリ」、黄白タグの年上「モンチ」、青タグの「グー」。昨年邪険にされた年上の「ルビー」(赤色タグ)へも、再アタック!

昨年よりは少し短気なところが抑えられるようになったのか、全体的には去年より嫌われていないように見えるのは親心でしょうか。

“ちから”だけではなくて“包容力”もなくては雌に気に入ってもらえない。
今年は険悪なムードもないので、年末に新たにできた愛の部屋へ一緒に入れてみて、お見合いさせる機会を増やして、それぞれの相性などを確認してみています。

「アカリ」と一緒に入れると気の強い「トップ」になります。
一方的にわがもの顔で一緒に巣箱に入ろうとすると邪険にしてみたりします。

昨年邪険にされた「ルビー」を入れてみると、やはり強気なお姉さま、「ルビー」が主導権を握っているようす。これで仲よくしてくれればよいのですが、お姉さまはあまりその気がないようす。

今年意外だったのは「セサミ」でした。
実は「ハク」と「ジャンボ」の巣へどんどん近付いて、「ハク」を脅かす時もあるような状況が見られたため、いままで「トップ」と絡んだことはないのですが、一緒に入れてみました。

「アカリ」と「ルビー」の真ん中あたりなイメージ、悪くない・・・感じです。

日中のお見合い時間を増やして、もうちょっと経過を見たい感じです。
「セサミ」から「トップ」にチョコあげてくれないかな・・・・!

フンボルトペンギン「モンチ」フンボルトペンギン「モンチ」

ペンギン・アザラシ

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