みなさん、こんにちは！！
きょうは前に話が出ていたフンボルトペンギンの「トップのお見合い」の話では無く、「ラブラブなジャンボとハク」のお話をします。

黒のタグの「ジャンボ」と白と赤のタグの「ハク」は、今までに青のタグの「グー」、オレンジのタグの「コハク」、ピンクのタグの「ユメ」、つい先日 1歳になったばかりの「フク」と「ノゾミ」を育ててきました。
（フクは去年、赤のタグの「ルビー」と黄色と青のタグの「サニー」に育てられましたが、産みの親は「ハク」と「ジャンボ」です）

そして、今年も 2月の上旬に、「ハク」が 2個の卵を産みました！！
フンボルトペンギンは 1個目の卵を産んだ後に、2～ 3日くらい空けてからもう 1個の卵を産みます。
大抵は朝出勤した時に卵を発見するか、日中に産卵をしても私たちトリーターがペンギンプールにいない時に産んでいて、産卵の瞬間に立ち会えることはあまりないのですが、今回「ハク」は、1個目の卵を夕方の餌の時間に産卵したんです。

最初は巣の中で腹ばいになり、力んでいました。
そのうち、私たちが見ても分かるくらい、総排泄口が広がったり、縮んだりしだして・・・
そろそろ産まれるのか？と見守っていると・・・
巣の入口に「ジャンボ」が！！！！
「ジャンボ」が「ハク」の前に立ってしまったので、私からは「ハク」がまったく見えなくなってしまい・・・
いつの間にか卵は産まれていました。

人のように「立会い出産」ならぬ「立会い産卵」をペンギンがするのか分かりませんが、「ジャンボ」の後姿は母親を励ます父親の背のような気がしました！！

残念ながら卵が産まれる瞬間は見られませんでしたが、1個目の卵はその数日後に産んだ 2個目の卵とともに、「ハク」と「ジャンボ」に大事に温められています。
私たちは元気な雛が生まれるようサポートしていくので、みなさんも“えのすい”に来たときは巣の中をそーっと覗いてみてください☆