2013年04月03日
トリーター:伊藤

メダカの学校 課外授業


4月 1日より始まりましたテーマ水槽「メダカの学校」は、学校の授業形式で、お送りしています。
これより課外授業を始めます。お題は「大きさ」。

1. 必見!世界最大のメダカ
その名もチチカカ・オレスティア。
現地名を「ボガ」といいます。
最大で 30cm近くにまで成長する世界最大のメダカ(カダヤシ類)です。
大変希少な種類であり、インターネットで調べると、「すでに絶滅」とヒットするくらいなのですが、現地にはわずかながら生き残っているそうです。
このたび、標本を所蔵する栃木県「なかがわ水遊園」さまのご厚意によって、近縁の 2種とともに 1か月間公開できる運びとなりました。
実物をご覧いただける機会はほとんどありません!お急ぎください。

2. 世界最長!ヨツメウオ
瞳が上下に分かれており、水上と水中の両方を一度に見ることができる「魚版ミズスマシ」。
何気に、30cmにもなる世界最長のメダカでもあります(体が細いので、体重でチチカカ・オレスティアに譲るのです)。
旧江の島水族館で展示されていた種で、そのたたずまいは「世界三大珍魚」にふさわしい不思議さです。

3. 世界最小クラス、タイメダカ
タイの大学より譲り受けた貴重な魚で、水族館のバックヤードでずーっと系統保存してきました。
この度、満を持して展示公開となりました。
最大でも 2cmほど、普通は 1cm台という、魚類界全体を見渡しても最小クラスの魚で、メダカ最小種の 1つです。

他にもいろいろなメダカがいますよ。
当館初となるメダカの特別展をどうぞお楽しみください。

以上で、課外授業を終わります。

入学・進学おめでとう メダカの学校 楽しいな入学・進学おめでとう メダカの学校 楽しいな

テーマ水槽

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