2013年06月01日
トリーター:佐野

正体不明


現在、発見の小窓水槽にコシマガリモエビの水槽があります。
この水槽はカギノテクラゲを採集に行った際に、一緒に採集された生き物たちが入っています。
この中に体長 2cm位の小さなフグがいます。
来たときにはさらに小さくて 1cmほどでしたが、水族館に到着した翌日から、もりもり餌のブラインシュリンプを食べ、毎日すくすくと育っています。

水族館に来た魚が一番最初にされること。
それは同定(種類の判別をすること)です。
しかし図鑑と照らし合わせてみても小さすぎてその種別の特徴がよく見えません。
トラフグといわれればトラフグのようだし、ヒガンフグといわれればヒガンフグにも見えるし・・・ 。

一体このフグは誰なのでしょうか?
正体が分かる日が楽しみです。

このフグの他にもタツノオトシゴ、ヨウジウオ、コシマガリモエビ、ツノモエビが暮らしています。
20cm四方のとても小さな水槽に、アマモ場の一コマを感じてみてください。

このフグは?このフグは?コシマガリモエビコシマガリモエビ

※発見の小窓“小さな地球”水槽は、6月10日をもちまして展示終了いたしました。

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