2014年05月23日
トリーター:北嶋

みるみるまにこんなにおおきくなりました。

子ガメの身体測定子ガメの身体測定

子ウミガメの身体測定がなかなかの重労働になってきました。
もう片手で使える 200mmのノギスは卒業です。
新しいノギスの重さは約 1.6kg。
子ガメの重さは現在 1.5kgほど。
片手で子ガメを保定して、ノギスでちょちょいと測ることは難しくなってきました。
そこで、子ガメを床に置いて、一人が保定して、もう一人が計測するという二人一組の方法で身体測定をおこないました。
子ガメを床に置くと大暴れして歩いてしまうから、保定役がどうしても必要なのです。
でも、そういえば、今ウミガメの浜辺で飼育中の 2003年生まれの「シャー」と 2005年生まれの「スー」も体重が 20kgくらいになるまで一人で抱えて身体測定していたことを思い出しました。

一体どうやってたんだっけ。

そうだ、スポンジだ。

当時使っていたものはボロボロになって捨ててしまったので、似たスポンジを探し出しました。
この厚みのあるスポンジに子ガメを乗せると・・・
ほーら、おとなしくなった。
面白い程おとなしく動きません。
大きなカメも、大きさを測ったり治療したりするときにはタイヤに乗せてじっとしてもらったりします。
あしが地に着かない、というのがポイントなのかもしれません。
カメが暴れると、保定する人間も大変ですが、カメ自身も怪我をしてしまう危険があるので、このスポンジのようなアイテムはとても重要です。
さあ、次の火曜日までにウミガメ専用スポンジを用意せねば。
(毎週火曜日が身体測定日です)

ウミガメの浜辺

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