2014年07月31日
トリーター:冨永

えのすいのサメたち

ドチザメドチザメ

みなさんこんにちは!
日差しが眩しい日が続いていますが、夏を満喫していますか?
きょうは、おとなから子どもまで大人気の魚。そう!“サメ”をご紹介します。

サメと聞くとちょっと怖いイメージがありますが、種類によって性質は全く異なります。
“えのすい”には現在 8種類ほどのサメたちがいろいろな水槽でくらしています。
その中でも特に性格がおとなしいのが相模湾大水槽にいるドチザメとネコザメです。ドチザメは頭がシュッと長くスリムな体型をしています。ネコザメは頭が丸く、目が大きいです。
この 2種類のサメ、どちらも大きくなると 1m以上まで成長します。夜行性で岩の間の暗い場所にいることが多いです。

このサメたち、そのおとなしい性質から タッチプール で触ることもできます。見た目も大きく違う 2種ですが、その他にも特徴的な違いがあります。

その一つが、“歯”です。
ドチザメの口には小さくて鋭い歯が並んでいます。一方、ネコザメの歯はボツボツとした石臼のようになっていて、サザエなども殻ごとバリバリと噛み砕いてしまいます。
どちらのサメもおとなしいですが口元には要注意です。

二つ目が、子どもの生みかたです。
ネコザメは、黒くて螺旋状、ねじを巻いたような卵を生みます。その卵の中で少しずつ栄養を食べながら約 1年後に卵の中から生まれてきます。一方、ドチザメは卵を外には生まずに体の中でふ化させます。親のお腹から出てくるときには、すでにサメの形をした子どもが出てきます。

このように、“サメ”と一言にいっても種類によって特徴はさまざまです。
みなさんぜひ、“えのすい”の個性豊かなサメたちに会いに来てください!

ネコザメ(タッチプール)

相模湾ゾーン

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