2014年09月13日
トリーター:角張

クラゲレスキュー

アカクラゲアカクラゲ

以前、お客さまからこんな質問を受けたことがあります。
「クラゲはあんなに長い触手があるのに、からまったりしないんですか?」

その答えは・・・

・・・からまってしまうんです。
実はクラゲは水の流れに乗って漂っているだけなので、どうしてもクラゲ同士触手がからまってしまうことがよくあります。

では、そんなからまったクラゲたちをどうするのかというと・・・
からまっているのを見つけたら長い棒を使ってほどいてあげています。
棒ではどうにもほどけない時はゴム手袋をして(刺されないように)手でほどいていきます。

クラゲファンタジーホールに展示しているものだと、アカクラゲ、サムクラゲがからまりやすいです。

ひどくからまってしまう時は、アカクラゲは長いフリルのような触手が固結びのようになり、サムクラゲは細く細かいクモの糸の様な触手がお団子のようになってしまいます。

もし、触手が短くなっているクラゲがいたら私たちがからまっているのを助けた時に触手がちぎれてしまったものかもしれません。
「ちぎれてしまってかわいそう・・・」と思った方!大丈夫です!
クラゲは再生力が強いので数日経てば触手は復活します!

もし、みなさんが開館中に触手がからまったクラゲを見つけたら、しばらく待ってみるとちょっとしたクラゲ救出劇が見られるかもしれませんよ。

クラゲファンタジーホール

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