2015年09月05日
トリーター:角張

よーーーく見てくださいね

ヒドラ科の一種ヒドラ科の一種

「えー?どこにいるのー?」
「見えなーい」

こんな声をよく聞くのが「クラゲサイエンス」です。ここでは成長しても小さなサイズのクラゲや、子どものクラゲたちを展示しています。
確かに少し見つけるのが難しいものもいますが、小さくても魅力たっぷりなクラゲの仲間を展示しています!

なかでも私が密かに推しているのが、「ヒドラ科の一種」です!
この水槽の中には緑色の水草が入っているのですが ・・・
見てほしいのは水草や水槽の底などにくっついている小さなイソギンチャクのような生き物です!
これが「ヒドラ科の一種」です!!(笑)

実は、この生き物たちは水槽の中で増えています!
展示を始めた当初よりも格段に増えているので見るたびにちょっとうれしくなっています。
みなさんも水槽に近づいてよーく見て、見つけてみてください。


もうひとつ紹介したいのが、「ウミシバ科の一種」です。


ウミシバ科の一種

ここでは、茶色の海藻の表面に生えている根っこのようなものを探してみてください。
この根っこのようなものはポリプと呼ばれる状態で、周囲の環境変化の刺激を受けると、ポリプからクラゲが遊離します。
オワンクラゲやギヤマンクラゲなども似たような形態のポリプからクラゲが遊離します。

実はこの水槽、クラゲの仲間以外の生き物もいるんです。
大きさは 1センチほど。顔はまるでお金を食べちゃう怪獣のカ○ゴン!
この生き物の正体は ・・・ 「メリベウミウシの仲間」です!

メリベウミウシの仲間

ウミシバ科の一種を採集した時に一緒についてきて、少しずつ餌のおこぼれを食べて大きくなってきたようです。
カパーっと口を大きく開ける姿はなんともかわいらしいので、ぜひ探してみてくださいね!

クラゲサイエンス

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