2015年09月19日
トリーター:北嶋

ちょっとした空き時間のお話し

「うおゴコロ」はショーの後、ダイバーがもう一度潜って、魚や自分たちのトレーニングをしたり、底の方にいる魚たちに餌をあげにいったります。

ふつう、ショーの後は無音の中で自由に泳いでそんな作業をしています。しかし、9月の平日は最後のショーが 16: 30~ 16: 45のうおゴコロで、そのあとすぐ 17: 00頃よりチームラボのデジタルアート作品の上映が始まるため、ショー後に上映案内のマイクアナウンスをします。マイクの声は水中にもスピーカーがあるのでよく聞こえます。

始めは、会場案内や注意事項の説明をしているのですが、お客さまに案内内容が行き届いて、ひと段落したのでしょうか。さあもう一回潜るぞ、と水槽に潜ると、ダイバーの解説がはじまりました。
「あっ、いまダイバーが潜ってきました。」「あれはカラスエイといって、先日私が連れて帰ってきたのです。」とかとか。

水中で聞いていると、普段はないこちらへの注目がちょっと恥ずかしい。でも、面白くて、なんどか水中で吹き出してしまいました。

このお話しはいつもやっているわけではありません。お客様のご協力で早めに会場整理が終わり、且つ案内しているトリーターがショーメンバーだったりすると聞けるかもしれません。

uogokoro(うおゴコロ)

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