2016年01月09日
トリーター:角張

今年にぴったりの・・・?

サルシアクラゲサルシアクラゲ

みなさんこんにちは!
お正月モードも一段落し、ゆっくりとした休日を過ごしている方も多いのではないでしょうか?

さて、私にとっては年明け最初のトリーター日誌です。
「どのクラゲを紹介しようかなぁ・・・?」と考えていましたが・・・
いましたよ! 新年にぴったり(?)なクラゲが!

今年は申(さる)年ですよね?
クラゲにも名前に「さる」が入っているものがいるんです。
その名も・・・「サルシアクラゲ」!
現在、今上陛下のご研究とクラゲサイエンスに展示しています。
ちなみに、サルシアクラゲの「サル」は干支の申とは関係ないようです・・・(汗)

サルシアクラゲは傘の大きさがだいたい 1~ 2cmほどの小さなクラゲで、傘の真ん中あたりからオレンジ色の細長いものが垂れ下がっているのが特徴です。これは口柄(こうへい)といって、口を支える部分になります。
光に集まる習性があり、特にポリプから遊離したての仔クラゲたちはこの習性が強いようで、1mmほどの小さな小さな仔クラゲたちが光に集まるようすはとてもかわいいです(笑)
いま展示しているのはすべて“えのすい”生まれ“えのすい”育ちのクラゲたちですよ!

派手さはありませんが、小さくてかわいいサルシアクラゲ、ぜひ注目してみてください!

今年もみなさんにクラゲの魅力をたくさん伝えていければと思いますので、クラゲたち共々どうぞよろしくお願いいたします!

皇室ご一家の生物学ご研究

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