2016年05月21日
トリーター:角張

輝け!地味ーズ!

ツバクロエイツバクロエイ

90種類 2万匹の魚たちが暮らす相模湾大水槽。

ひときわ目を引くのは、銀色に輝くマイワシの群れや優雅に泳ぐエイたちでしょうか。
みなさん思い思いに魚たちを観察していると思うんですが、隠れていたりしてあまり目立たず気付いてもらえていない魚たちもいるかもしれません・・・(泣)
大水槽の魚たちはどの魚も魅力的なんですが、きょうはそんな「地味ーズ」な魚たちから特に私が注目してもらいたい魚をご紹介します!

ツバクロエイ
大水槽に暮らしている他のエイたちと比べると、あまり泳がないタイプのエイです。
砂に潜って待ち伏せをして獲物を捕まえますが、大水槽の底は粒が大きめの砂利なので、ペタッと座布団のようになっています。形は二等辺三角形で、茶色いまだら模様をしています。
背中側にはまだら模様にまぎれてかわいらしいつぶらな眼があります!
入り口から入ってきて、フォトコーナーの先に大水槽を上から覗くことのできる横長の窓があります。
ここにはツバクロエイが集まっていることが多く、眼を観察するには絶好のポイントです!
眼はパカパカと閉じたり開いたりしている噴水孔(ふんすいこう:呼吸を助けるための孔)の前にありますので、それを頼りに探してみてください!

ヒゲダイ


その名の通り、あごにヒゲのあるなんともダンディーな魚です。
このヒゲ、何のためにあるのかというと、センサーのような役割をしているそうです。
体の色は黒を基調として渋め。大水槽正面のアクリル面近くを泳いでいたり、岩場の近くにいることが多いです。
ヒゲを大アップで見てみたい方は、ぜひダイビングショー「フィンズ」でリクエストしてみてくださいね(笑)

コショウダイ

体に、コショウをまぶしたような模様があることが名前の由来になっています。
大きさは 40~ 50cmで、H口トリーター曰く「凛々しい目」をしています。
体の模様は、子どもの頃の方が濃く、おとなになると少し薄くなってしまうのですが、近くで見るとコショウのような黒い点々が集まって模様になっていてなかなかかっこいいです。
こちらもぜひ「フィンズ」でリクエストしていただくと、大アップの魅力を楽しんでいただけますよ!

フィンズ

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